叔母の家は、独居老人の一人暮らしのわりに人の出入りがある。
去年脳梗塞で入院し退院の際、施設ではなく自宅での生活を希望した時には不安だったが、叔母は自宅生活をエンジョイしているようだ。
エンジョイするには、生活援助などのシステムがうまく回っているということもあるが、いろいろな人が顔をだしてくれるということも大きい。
私も週1は行くが、叔父も顔をだす。
年下の叔母の従妹も毎週訪ねてくれる。
そのほかに、年下の叔母の知人たちがこまめに顔を見せてくれる。
同年代の人からは電話がかかってくる。
同じマンションの人も、ゴミを捨ててくれたり顔をだしてくれたりする。
時々は、静岡に来たから寄りますと、四国や北陸からの訪問者もある。
年下の知人は、昔叔母が働いていた時の関係の人や介護講座で一緒に学んでいた人が多い。
家族でやってくる人もいる。
誕生日には、知人の娘さん(高校生)がケーキを焼いて持ってきてくれた。
本当にありがたい。
でも、なんでおばちゃんこんなにモテるんだ?
姪の立場からすると、おせっかいでうっとおしい所がある人なのだけどね。
尋ねてくれる人は、むかし本当にお世話になったという。
それは、すごいな。
おばちゃん、一体何をしていたんだ?
独居老人候補の私には、こんな知人はいない。
そういう生き方をしてきた自分だから仕方がない。
孤独な老後にそなえて、孤独を楽しめるよう生活を設計していこう。
その前に、今を楽しんでおかなくちゃ。