野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者向け宅配弁当を試食してみました。いいんだけどね、味気ない( 一一)

叔母の所に、豆ごはんと蕗やゼンマイの炊いたのを持っていったら喜んでくれました。
ところが、叔母の友達が、「タケノコご飯を炊いたので」とタケノコご飯とおかずを持ってきてくれました。
重なっちゃいましたね。
私の作っていったものは叔母が昼に食べ、友達の作ってきてくれたのは夕ご飯にするということになりました。


余った宅配弁当は私がいただくことになりました。

叔母は、ほとんど料理をしなくなって、高齢者向け宅配弁当を毎日1食とっています。
以前は2食とっていたのですが、余るし飽きると1食に減らしました。
結構いただきものがあるし、生協やコンビニのレトルトなど利用すれば問題ないと言います。
朝はトーストとゆで卵なんかで済ませます。

家族がいれば食事は作ってくれるでしょう。
施設ならば施設の食事があります。
独居高齢者で在宅で自分で作れなくなったら?

 

ヘルパーさんにお願いするか、宅配弁当でしょうね。

 

で、その宅配弁当、どんなものかなと興味深々です。
今回のお弁当、おかずは、蒸した鮭、高野豆腐とひき肉の煮物、切り干し大根、白菜っぽい野菜の煮物、それにマカロニサラダのようなものです。
見栄えは全体的にうっすらと茶色がかかった白っぽい色合いで、食欲をそそるようなものではありません。
悪いけれど、ぐちゃぐちゃしていますね。
食べてみると、味付けはそれほど悪くはありません。
ただ、どれも同じような印象の味です。
メリハリがありません。
ご飯は100gと少なめなのですが、半分も食べないうちにおかずがなくなりました。

珍しいので喜んで食べましたが、食べるのが楽しみになるという感じではありません。
叔母の所に行くたびにお弁当は見ていますが、毎回おかずが違っていても同じような印象のお弁当です。
たまにならいいけれど、毎日のごはんがこれではせつないなぁ。
この事業所のお弁当だけかなぁ。
でも、いくつかの宅配業者のお弁当を試食して決めたのですから、そんな悪いレベルのものじゃないと思うのですが。

今だって大したものは食べていません。
でも家で作る惣菜は案外飽きがきません。
それなりに不満もなく食べています。
毎食このようなお弁当では、飽きるだろうなと思いました。
そう思うと、もっと年をとって自分で家事ができなくなる時のことを考えるとがっくりします。


宅配弁当というのはありがたいシステムです。
栄養バランスはとれているはずだから、健康という点からは問題ありません。
食事は生きるためのものだからと言われれば、その通りだねという感じです。
食べるものに贅沢言っちゃいけませんか?
でも、なんだか味気ないなぁ。

お弁当の献立は事業所の管理栄養士さんが立て調理師さんが作っているのだろうと思います。
献立をたて、調理している人たちは、自分たちの作った献立を食べているのでしょうか。
毎日このお弁当を食べ続けて、満足できるのでしょうか。
自分たちが食べ続けて満足できるような商品を提供してほしいのですが、その点疑問を持ってしまいました。


今回の高齢者向け宅配弁当を食べてみて、そんなことを思いました。