2024浜名湖花博も今日で終わりです。
花博が終われば無料になるのだからそれから行けばいいやと思っていたのですが、旬の一番いい状態をみるのは今だからと、駆け込みでガーデンパーク会場に行ってきました。
ガーデンパークはフラワーパークと異なり、花ではなく庭がテーマの施設です。季節の花を活かした庭園や日本庭園、印象派庭園、いろいろな国の特徴的な庭園をなぞった国際庭園など様々な庭園風景が展示されています。
バラなど盛りは過ぎていましたが、まだきれいにみられました。
盛りを過ぎた花は、百合など時期の花に植え替えられて、きれいに整えられていたので見ごたえは十分です。
イチオシのローズガーデンには、世界で一番青いと言われるターン・ブルーやロサ・キネンシスヴェリディフローラ、アブダカダブラなど珍しいバラも植えられているとのこと。
リーフレット片手に探しましたが、なかなかみつかりません。時期がおわったんでしょうね。
私の好みは、北の入り口近くの木立に植えられた、フラワーパレットと呼ばれる場所です。
最近、庭仕事に興味を持ち始めたツレは、こういう庭を作りたいというようなことを言いながら園内を熱心に見ていました。
私も、こんな庭があったらなとあこがれます。
いいなぁ、素敵な庭を目指しましょうか。
でもね・・・
ベンチに座ってバラを観ているとき、バラも芝生も作られたものと感じました。
庭って自然を身近に感じるための空間で自然なものと思っていたし、自然の植物など取り入れるけれど、自然とはずいぶん違います。
庭は人工的なものなのかな。
人の手というのが入っていそう。
自然かつ、美しく見せるための手間がすごそうです。
あれれ・・・
庭は展示物なら別ですが、基本的に建築物の附属物であろうとは思います。
自分の家の敷地内の閉ざされた空間の一部です。
ここまでは、自分の家の敷地内の空いた空間は自由に想像できるということです。
そして、家の中の家具と同じように、生活を快適に過ごすための環境の一つです。
人が快適に過ごすためには、自然のままではだめです。
人の手をいれて、人に会わせていく必要があるんですね。
庭は、自然を模していても、自然ではありません。
ステキな庭は手間がかかるのです。
草花を育て楽しみ、四季の変化を感じたりして安らぐという喜びはあります。
でも、こまめに手を入れることができるかな。
素敵な庭を手に入れる道は遠そうです。