昨日は天気が良かったので、昼過ぎから浜名湖ガーデンパークに出かけました。
隠居になってよかったと思うのは、自分の好きなように時間を使えることです。
以前は、なかなかできなかった花見もし放題です。
浜名湖ガーデンパークは浜名湖の南よりにあり、浜名湖花博の時に整備された施設です。
同じ植物園と言ってもフラワーパークとは趣が違います。
広い敷地に様々な花木があり、本とお弁当を持って出かけて一日ノンビリするのにいい所です。
浜名湖に面していますので、冬場は風が吹いて寒いですけれども。
コスモスが満開でした。
40万本ほどのコスモスが一か所に植えられています。
ここの花見の特徴は、すぐ横の展望塔から俯瞰して眺められることです。
高い所から見ると、グラデーションが楽しめます。
ガーデンパークには、画家のモネの家と庭を模して作り、花の美術館となっているところがあります。
そこでは八重咲のコスモスや花びらが一枚のコスモスなど、珍しいコスモスが観られますしダリアも見頃です。
春になるとバラが観られるのですが、秋バラはほんの少しで残念。
水の庭のスイレンは数個花が咲いていました。
モネっぽいというには迫力不足。
夏が本番ですから仕方がないですね。
水路沿いには背丈の倍くらいもあるグラス類が咲いていて、秋の気配です。
3時を過ぎると、日の色がオレンジ色を帯びてきて、その光とグラス類が秋の風情を醸し出します。
水路沿いのラクショウやメタセコイアはもう少ししたら紅葉を楽しませてくれるでしょう。
国際庭園は、インド、ネパール、中国、韓国、イギリス、イタリアなどの庭園様式を再現したものです。
花博が終わって20年近くなるので、手入れの行き届いていない所はありますが、それなりに楽しめます。
これはイギリス庭園です。
すぐ横にバラ庭園もありますが、花はチラホラでちょっと寂しかったです。
ベンチで景色をみながら持参のお茶とお菓子でのんびりしていたら、日が陰ってきました。
帰宅ラッシュに巻き込まれないように、5時前に帰りました。