一昨日友人から牡蠣をもらいました。
地元、浜名湖の牡蠣です。
殻を剥いた牡蠣が20個ほど袋に入っていました。
「もう最後の牡蠣よ。ちゃんと火をとおしてね」といわれました。
2月ですものね。
シーズン終了です。
広島や宮城などの殺菌した牡蠣や岩牡蠣など深い所の牡蠣と違って、浜名湖の牡蠣は生食はできません。
貝毒が怖いですから。
必ず火を通します。
殻付きの牡蠣ならば、そのままレンジでチンして食べると、調味料もいらずにそのままツルっとたべます。
これか焼き牡蠣が一番おいしい。
広島や宮城に行ったとき、牡蠣も食べましたが、浜名湖のも負けていないよなと思います。
今回は剥き牡蠣です。
どうするかな。
カキフライを思い切り食べてみたいと思い、当日はカキフライにしました。
全部をカキフライにせず、一部は小麦粉をつけただけで、油通しするくらいにして食べずに残して冷蔵庫に。
その牡蠣は、翌日牡蠣かば丼にしました。
牡蠣かば丼は、浜松の冬だけのローカルグルメです。
浜松の町中で食べられる店はなかったと思います。
提供する店は、舘山寺や弁天島など浜名湖の周辺の店です。
作り方は簡単ですが、スーパーで買った牡蠣ではおいしくありません。
浜名湖の大ぶりの牡蠣で作ったものがおいしいのです。
今回、よい牡蠣だったので作ってみました。
油をとおす必要はないのですが、油を通しておいた方が臭みが消えます。
前日油を通しておいた牡蠣を沸騰させたタレに入れて、からめてご飯に乗せて出来上がりです。
写真を撮るのを忘れて、ちょっと食べてから思い出して写真を撮ったので、盛り付けが不細工になったのはご愛敬。
器は茶碗ではなくどんぶりです。
熱を通して縮んでいますが大きな牡蠣でしょう?
このくらいの牡蠣でないとだめなのです。
簡単で美味しいお家ランチでした。
今冬最後の牡蠣かば丼でしょうね。
御馳走さまでした。