野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者と食べにくさ。嚥下について考える。

 

1,最近気づいた体の変化について

今までと同じようにして食事をしていると、「あれ、ちょっとのどにつっかえる感じがする」と思うことがたまにあることに気づきました。

「ああ、これが話に聞く嚥下機能の低下の前兆だな」と理解しています。

体について意識していなければ気づかないレベルです。
多めの食べ物を口に入れた時ですし、
飲み込みにくいというほどでもなく、
「あれ、ちょっとつっかえる感じがするかな」という程度ですし、たまにですから、問題があるわけではありません。

 

でも、これも加齢による体の変化ですから、今後のことを考えるとないがしろにできることでもありません。

 

2,食べ物の飲み込みについて考えてみます

加齢により飲み込みにかかわる筋肉や反射機能が低下します。
そうすると飲み込みにくいと感じますし、嚥下機能が低下するとむせこみやご縁が起きやすくなります。

 

嚥下のしくみについては下のサイトを参照してください。
原因や障害となった場合のケアもリンクされていますので合わせて参考にしてください。

 

 

3,嚥下がうまくいかなくなると


①食事が楽しくなくなり、食べることに消極的になって栄養失調の状態になる。そのことにより、フレイルと言われる健康障害を招きやすいハイリスク状態となる危険がある
②食べる楽しみが奪われ、生活の質の低下
③食べ物が気道に入ることによる誤嚥性肺炎の危険がある
④食べ物が気道をふさぐと呼吸が困難になり窒息を引き起こすことがある

こんな危険性があるわけだから、ちゃんと対応しなければなりませんね。

 

4,私の予防法としてはどのようなことに注意すればいいのでしょう。

調べてみました。
①摂食・嚥下障害を引き起こす疾患にかからないよう、健康管理に気を付ける
②活動量を高め、食欲を増進させ生活を活性化させる
③毎日の口腔ケアを丁寧にする(歯や舌のブラッシングなど)
④毎日の食事は摂食・嚥下訓練を兼ねているので、きちんととる。その際、よく噛んで食べる(唾液の分泌を促す)

 

摂食・嚥下機能を高める嚥下体操もあるようです、

 

www.tyojyu.or.jp

 

予防は嚥下体操を除くと、ごく当たり前の大切なことですね。
ここでも健康と口腔ケアが大事なんです。
舌のブラッシングについては考えていませんでした。

よく噛んで食べるというのは、落第です。
早食いで、すぐ飲み込んでしまっています。
これまではいいとして、これからはこの癖は直さなくてはなりません。
よく噛むこと、意識してやっていこうと思います。
嚥下体操も一つか二つは取り入れてみようかな。

あと、食べ方についても問題があります。
比較的大量に口に入れてしまうのです。
それではつまってしまいますね。
姿勢を伸ばして、少量ずつよく噛んで食べていこうと思います。