友人からコミックを借りました。
「鍋に弾丸を受けながら」(原作:青木潤太郎 作画:森山慎)1巻、2巻です。
帯によると、
「ワケアリの美少女(?)が、世界の危険地帯で真の美食を食らう!カオス&デンジャーグルメリポートコミック」ノンフィクション
です。
1巻の9Pまでは、変、ハテと思いましたが、
「私の脳は、長年に亘二次元の過剰摂取で壊れてしまっている。
だから、私の五感を通して観測するこの世界には、基本的に美少女しかいない」
というフレーズで得心がいってからは楽しく読みました。
美少女しか出てこないもんね。
で、読んでいくと、
「食べたーい」
「欲しーい」というものが各々1個づつ。
「食べたーい」は1巻2話目の シカゴのイタリアンビーフ。
「欲しーい」は2巻目の通算7話めの ドバイの謎の体に良い何かが入ったハチミツです。
イタリアンビーフの方は、肉をたっぷりサンドして、パンごと肉汁の中につけて、ベッタベッタになったサンドイッチ。
思わずゴクリとなっちゃいました。
日本にはこれを出す店はなさそうですが、作ろうと思えば自分で作れるので、いつか作ってみようと思います。
もう一つの謎ハチミツ。
こちらはハチミツ以外材料不明。
「引くほど体に良いパワーがみなぎる」らしい。
原作者によると
体温と心拍を高め・・ふつうはそうなると眠れないのだが・・なのに妙にリラックスさせて・・そのまま深く眠らせることで、体の持つ自然な回復力・・免疫とか・・そういうのを一時的にバク上がりさせるような仕組みなのだと思う。
のだそうな。
どんなものがはいっているのでしょう。
たぶん民間療法の養命酒みたいなものだろうけれど。
凄く興味があります。
病気になりそうな時とか、病後の回復期、疲労が酷い時などに会ったら便利だろうな。
欲しいな、謎ハチミツ。
私はドバイに行く予定はないので、誰かドバイに行って、お土産にかってきておくれ。
そんなことを思わせるほど私には魅力的です、謎ハチミツ。
コミックについての感想といえば。
各話を自分に引き寄せているんだから、楽しく読んでいるっていうことですね。
登場人物が美少女ばかりで、ありえない世界ですがノンフィクションという倒錯的作品なんでしょうが、違和感なく読んでしまったというのが、作品的にはどうなのか。
評価というのは私にはできそうもありません。
次が出たらまた貸してもらおうと思っています。