野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者と意識。何となく自分が高齢者だということを実感するようになりました。

今年は梅雨入りが遅くて、「はっきりしろよ」なんてブツブツいっていたけれど、いざ梅雨入りして雨が続くと、「あー、ジトジトして嫌っ」なんてブツブツいっていました。
今日も曇り時々雨予報でジメジメした日を予想していたのに、朝からスキっと晴れています。
猛暑になりそうだって。


高齢者は温度に関する感覚が弱くなり暑いと感じにくくなったり、体の熱を逃がす熱放散能力が低くなったり、さまざまな理由で熱中症にかかりやすいのだそうです。
そんな自覚はありませんが、私も立派な高齢者、気を付けなくてはいけません。

この一年で変わった事。
高齢者意識が出てきました。
今までは自ら高齢者といっても、何となくまだまだという気持ちがありました。
「高齢者は熱中症に注意してください」なんて言われても、他人事に聞いていました。
それが、ちゃんと当事者意識を持つようになりました。
こんなこと、去年までは「高齢者は気をつけてくれなきゃね」なんて他人事でした。
でも、今年は自分も高齢者なんだから気を付けなくちゃという気分になっています。

ツレの大病から、生と死、別離などを自覚して以来です。
ゆるゆると衰えていく自分に向き合うようになりました。
それに伴い、生活や価値観も微妙に変化してきているようです。

 

自分が高齢者だということがストンと入ります。
できないことが増えていることが自分でも認められます。
出来なきゃならないという意識が薄れ、出来ない自分を許容できます。
役に立たない自分でも、毎日ダラダラしていても、いいさ。


高齢期のアイデンティティ再構成が少しづつ進んでいるのかな。