野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

退院後の一人暮らし高齢者の生活

入院した叔母も退院し、ケアマネさんと相談して環境も整えていき、少し落ち着いたところです。
現在は、割と頻繁に顔を出していますが、だんだん回数を減らしていきます。

今後の叔母の生活が問題となります。

 

健康不安を持った高齢者の一人暮らし。
遠方に住むは心配です。
経済的に許すのならば、それなりの施設に入ってくれれば安心です。
でも本人は断固在宅希望が多いのだそうです。
なれた生活がいいのでしょう。

 

 

叔母の場合は、掃除などできないことは増えてきましたが、炊事などできることもあります。
環境を整えれば一人で暮らしていけるでしょう。
本人は、出来得る限り自宅で過ごしたい希望です。


次の山が来るまでは在宅で環境を整えてやっていくことになりました。

 

具体的には
介護用ベッドをいれる。
宅配給食の手配(配達時安否確認)毎日1食
在宅のヘルパー導入(掃除・洗濯・安否確認)
訪問看護導入 
そのほかに、近くに住むボランティアさんや知人の方が時々様子をみにきてくれたり、近所の方が廊下に出しておけばゴミ出しをしてくれるのは今まで通りです。

 

私は時々顔をだし、話し相手や必要な家事などします。
叔母にも、かんたんな朝食や夕食の支度などできることはしてもらいます。
一日1回以上は安否が確認できます。
当面これでやっていきます。


本人も不安でしょうが、周りの人間も不安です。
本当に大丈夫かな。
この不安が重いのです。
慣れればやり過ごせるようになることも、慣れるまでストレスがかかります。

私も、退院後、叔母を一人で自宅に置いてきた時、大丈夫か不安で眠れませんでした。
翌日安否確認に行って、元気な顔を見たときはホッとしました。
今は、何とかやっていけそうだと感じています。

重度でも軽度でも、介護はストレスがかかります。
倒れたらという不安はとても大きなものです。

かといって、いつも目の届くところにいるように丸抱えできるものではありません。
私には私の、遠方に住む従弟たちには従弟たちの生活がありますから。
絵にかいたような「老老介護」ですしね。

人の手も借りて、出来ることをして、あとは野となれ山となれなのです。