野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

後期高齢者と通院

昨日は叔母の通院の付き添いでした。
ひと月半に一度の総合病院での診察です。
3つの診療科をまわります。

 

年末年始は病院も休みになるため、混んでいるだろうと思っていたけれど、あら不思議、いつもより早く終わりました。
病院側が調整しているのでしょう。
といっても、8時半に入って終了は12時半くらいでしたが。
年末だから全部終わるのが14時までに終わればいいなと覚悟していましたが。嬉しい誤算でした。

 

叔母は耳も聞こえますし、頭もしっかりしているので一人でやり取りはできます。
しかし、足が悪いのと、倒れてから一人で遠くまで行くのが不安なようです。
それで付き添うようになりました。

 

病院では、診療科ごとの移動や待合室から診察室前の待合への移動、受付への移動など院内では移動がかなり多いです。
足の悪い叔母は歩きとおすことができません。
院内では車いすを借りて移動します。
付き添いが必要です。

介護保険で通院介助というのがあるというので検討しました。
しかし、「一時間以内に変えてこられる通院」という縛りがあり通院介助をお願いすることはできそうもありません。

 

幸い私がリタイアして時間ができたので付き合うことにしました。

 

 

働いている方や遠方の方は通院の付き添いなど困るだろうなと思います。


仕事の関係で予定調整が難しいし、遠方だと時間やお金のやりくりで通うのも大変です。

介護保険の通院介助は「決まった曜日一時間以内に帰ってこれる通院」であれば介護保険によりヘルパーに通院介助をお願いすることができるようです。
しかし、診察室まで付き添ったり、待ち時間中のトイレ誘導などはできません。
介護保険外サービスは、様々なことに対応できるので便利ですがお金の負担がバカになりません。

 

 

遠方の方の通院介助は家族にかなり負担がかかります。
独りで抱え込むなと言われても、受けられる援助は金銭との兼ね合いで決まるのようです。
さもなきゃ、私のケースのように、身内で使える人間に依頼するという方向ですね。

 

 

遠方に暮らす方は、親が元気なうちに情報を得たり、親戚の人との関係を考えておいた方がいいかもしれません。
介護資金をためておくのも有効です。

 

私の親の介護の時、一人介護になることは目に見えていました。
妹は、親に何かあった時のためにと、若い時から郵便局の保険に入ってお金を貯めていてくれて、医療や介護にそのお金を使うことができました。
それで私の負担はずいぶん軽減されました。
遠方にいても自分にできることを考えて実行していてくれた妹に感謝しています。