野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者、心残りがないように、人生の余白には愉しいことを書きたい。

友人が年末から数か月世界一周のクルージングに出かけるといってきました。。

「世界一周剛毅だね」というと、「いろいろな国を見るのが若いころからの夢だったから。海外旅行なんて、いくつになっても行けるようだけれど、気力・体力があるうちに行かないと意味ないでしょう。今なら行けるから、心残りが無いように、思い切って行くことにした」といいます。

 

友人は60代後半。
最近まで正社員での仕事に、子育てにとがむしゃらに頑張ってきた人です。
今まで時間がなかったけれど、リタイアしたら時間はたっぷりあります。
夢をかなえることにしたようです。

高齢になると、いろいろな問題もありますが、メリットもあります。
時間が自由になるというのは大きなメリットです。
その恩恵を活かしたいです。

全然心残りなく死んでいくなんて不可能でしょうが、出来ることはあきらめずにチャレンジしするのもいいかもねと、最近友人たちと話していました。
時間はあるし、出来なくても大したダメージではありません。


私も、クルージングで世界をみるというのは夢の一つでしたが、予算的に無理です。
クルージングは無理ですが、以前からやりたかったミニチュアワークを始めました。
私なりにチャレンジして、人生の余白に愉しいことを書きこんでいます。
細かい作業ですから、それほど長いことはできないでしょう。
それでも、出来るところまでやっていくことはできます。
やらなかったら後悔するでしょう。
やれば、いくばくか楽しむことはできますから、私としては、やらない選択肢はありません。

私も友人たちも70歳前後です。
体力や気力がじりじりと衰えていくのを実感しています。
衰えてはいるけれど、まだ大丈夫。
仕事だって66まで働いたし、親は看取ったし、あとは自分とツレの老後を考えつつ、与えられた人生の余白をどう楽しんでいくかを考えます。

好きなことを楽しめるための健康寿命は、10年ないでしょう。
人生の余白を楽しむなんて言っていられる環境には感謝しています。