野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

実施機関の高齢化で花火大会中止。実施者の高齢化と後継者不足ということ。

今年は、伊東温泉と平口の花火をみて、いい花火をみたなぁと満足していました。
でも、あれ、何かたりない。
西鹿島の花火見ていません。

 

西鹿島の花火大会は、浜松駅から30分ほど、遠州鉄道の終点、天竜区西鹿島で開催される花火大会です。
明治期に神社の祭礼として始まり、現在は天竜観光協会が事業主体となっておこなわれていたはずなんですが。

 

4000発の花火が打ち上げられ、観客動員公称10万人。
140年の歴史を誇り、観光資源としても堂々たる花火大会です。

 

調べてみると、中止になっていました。
何で?

 

観光協会会員の高齢化により、事業継続が困難になったんだそうです。
大がかりな花火大会で、人も集まるから、各種作業も大変でしょう。
自治会の協力やボランティアの協力もあるでしょうが、中心となる会員の高齢化が進んでいます。
次に続く人がいず、会員の高齢化もあり、これ以上の継続が難しいと判断して、花火大会の中止を決めたようです。
なんとか継続できないか、探っているようではあります。

高齢化による後継者不足での中止ですか。

 

高齢化により、ボランティア活動などの継続が難しくなっているという話は最近ききます。
友人も、障がい者(主に知的障がい者)の支援のボランティア団体を長くやってきましたが、メンバーの高齢化とバトンタッチできる若い人がいず、解散を決めました。
後始末をして2年後に解散予定です。
事業が不要になって消えていくというのではないのですが。

皆忙しくて、直接的ボランティア活動の時間などとれないでしょうね。
今後どうなるんでしょうか。

さみしいとは感じますが、社会活動の在り方で以前と異なるような形ができてきてもいます。
クラウドファンディングとか。
試行錯誤しながら時代は動き、新しい形の社会活動を生み出していっているという気もします。
社会にあった社会活動の在り方が創造されるといいのですが。
今後はどうなるんだろうなと、モヤモヤ半分、期待半分です。