野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者、軒花を飾りハレの気分になる。生活のスパイス大事です。

8時過ぎにチャイムがピンポーンとなりました。
「朝方からなんじゃい」と思ってでたら、自治会の役員さんが「軒花です」と。

そういえば祭りでしたね。
軒花はお祭りの時、住宅や商店の軒下に飾ります。
これが飾られると、いかにもお祭りという感じがします。
軒花は華やかさを演出しますが、本来は厄除けです。
疫病等を防ぐ意味合い。
地域全体に飾ることで、各家ばかりでなく地域に疫病や厄災が入ってこないように飾るものです。

私としては当たり前にあるものですが、どうやらどこにでもあるものではないようです。
軒花の習慣は、北海道などいろいろな地域にぽつぽつあるようですが、静岡県西部から愛知県東部に広く分布しているようです。
三河(愛知県東部の山間部)の花祭りが発生ともいわれています。

現役世代の時にも、軒花を見ると「祭りだな」と思っていましたが、以前よりワクワクするようになりました。

祭りに積極的に参加するということではありません。
現役世代は、仕事や学校に行く平日と休日でメリハリをつけることができます。
毎日が日曜日という生活になると、メリハリがありません。
ダラダラ毎日がすぎていくので、こうしたイベントはピリッとしたスパイスになります。
ピンクの軒花を飾っただけでちょっとハレの気分になります。

祭りの当日には、お宮さんにお参りに行こうとおもっています。