野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者(私)と住居

我が家は二階建ての木造家屋です。
築40年近くの古い家ですが、田舎ですから、スペースにゆとりはあります。
何より自分たち(主にツレ)でメンテナンスをして、壁を塗ったり床を張り買えたりして育ててきました。
だから、愛着もあります。

それでも私は思います。
体の動く元気なうちはいいけれど、あと10年くらいしたら、街中のマンションに住めたらいいなぁって。

今は掃除もどうということはありません。
洗濯ものを二階のベランダに干しに行くこともどうということはありません。
戸締まりだっていちいち雨戸を閉めるのは面倒だけれどどうということはありません。
庭の管理も今なら楽しみなくらいです。
でも、80過ぎたらつらくなることが予想されます。

年をとったら、手ごろな広さの集合住宅がいいなぁと思います。
そういうところで、最小限必要な家具やモノに囲まれているのが暮らしやすそうな気がします。
鍵一つで出かけられるし、安全なような気もします。

体の動く時代と、年をとってからでは暮らしやすさの基準は違うでしょう。


ツレの意見は違います。
家をいじったり、庭仕事などの楽しみがなくなると言います。
そして、経済的な問題。
マンションは賃貸なら家賃がかかります。
分譲でも、共益費や維持費の積立金があります。
そうした経費が、年金暮らしの身には負担がおおきい。

確かに。
今のところ、住居に関しては、税金はかかりますが、その他の経費はそんなに掛かりません。
何処か問題が起こると、ちょっとしたことならば、ツレが自分でやってしまいます。
こういうことは、高齢期の不安の低減にもなりますし、家計のゆとりにもなっています。

そうだなぁ。
高齢者にとって経済的不安は大きな問題です。

現実的には、高齢者向けにバリアフリー化して今の家で二階は使わず、一階だけで暮らしていくっていう生活になっていくんでしょうね。

そして在宅でギリギリ頑張って、次のステップ。
サービス付き高齢者住宅→介護施設でしょうか。

そういうことも考えるようになってきました。