野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

散歩再開 散歩の途中でフレンチプレスの珈琲

涼しくなってきました。
夏の間は暑くて歩く気にもなれなかったのですが、ウォーキングを再開することにしました。

昨日は浜松城の近くに行く用事があったので、浜松駅から歩いて20分ほどの鴨江、その中でも昔からの三丁目、四丁目あたりの地域を歩くことにしました。
山というより小高い丘の斜面に広がる昔からの住宅街です。


普段自分が住むところとは違う町をブラブラ歩くのが好きです。
意外な景色、意外なお店にであえ楽しいのです。
身近な旅と言えるかもしれません。

町は地域により風情がずいぶん違います。
古い町ですので、新しく立て替えられた家も多いのですが、全体に時代を経た感じでしっくりといい風情になっています。
家は斜面に建てられているため、崖壁の上に立っています。
崖壁が時代を経てしっくりとなじんでいます。
住宅街に入ると道は狭いです。
車一台が入れるくらい。
さらに狭い小路が坂の上下をつないで歩道がいくつもありますt。
尾道の坂みたいな感じです。

小路を登って坂の一番上に出ると、あたりが開けて景色が広がります。
若いころなら、こういう町に住むのも気持ちがよさそうだなと思いました。
年をとり、足腰が弱まると坂の町はきついですけどね。

鴨江から浜松城方面に向かっていたら、塾の看板の上に喫茶店のチラシが貼ってありました。
疲れていたので、休むことにしました。
入ってみると、喫茶店というよりお洒落なカフェです。
スペースが区切られていて、一部でビーズ細工のワークショップをしていました。
「イグツィオーネ」お店の名前です。
どういう意味なんでしょうね。

この店の珈琲はフレンチプレスで抽出です。
珈琲の粉を専用ポットにセットしてお湯を注ぎ抽出し、フィルターを押し込むと、珈琲液が濾されて上にたまるので、それを飲むものです。
豆の味がわかる抽出法です。
珈琲豆は浅煎りがいいようです。
珈琲プレス器は、おいしい珈琲が誰でも簡単に入れられるので便利なものです。
カフェでフレンチプレスで淹れるところは珍しいような気がします。

珈琲を口に含むと、なるほど豆の味がわかるなと思いました。
豆はその時によって替えるということで、昨日のは、銘柄はわかりませんが酸味のきいたものでした。
そのままでは私には酸味が強かったのでミルクを入れると、ちょうど好みの味でした。

その後は、浜松城公園でのんびりし帰宅しました。
家に帰って、台所をゴソゴソしてみたら、フレンチプレスの道具が我が家にもありました。
珈琲ではなく、紅茶を淹れる道具として使っていました。