野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者、マルチタスクは遠くなりにけりなのだ。

公園の桜もだいぶ散ってきていました。
今朝がたひどく雨が降っていたので、今日もだいぶ散ったでしょうね。
桜の絨毯も風情があっていいです。

昨日はもう少し早めに花見に行くつもりでしたが、桜を観に行ったのは4時ころになってしまいました。
夕方近くになったせいか、人がいなくてかえってよかったです。

 

花見が遅い時間になったのは、銀行からの折り返し電話が3時近くになったからです。
電話がかかってくるまで、何もできませんでした。
私は、何か始めると、他のことに気が回らなくなります。
年をとってその傾向に拍車がかかりました。
趣味に手を付けたり、本を読んだりしていると、他のことがお留守になります。
年のせいか、スマホの着信音を聞き逃すこともあります。
だから、電話がかかってくるまで、ずっとスマホを気にしていました。
他のことをすると着信音を聞き逃しかねないからです。


最近は、何かをやりながら他のことも意識するということができなくなりました。
何かをしながら、他のことを考えると、どれかを忘れてしまいます。
以前は、何かをしながら次の段取りを考えたりできました。
今はそんなことできません。
一つひとつこなしていかないと、わけがわからなくなります。

マルチタスクは遠くなりにけり」です。
年をとったら時間がゆっくり流れていくのは、こんな特製のせいかもしれません。
それに慣れていないので、あれもこれもやろうとして、出来なくて「あれ?」と思う日常です。
一日にできる作業量が少なくなっています。