野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

レイトショーの魅力

今朝、ツレが
「今晩、映画でも見に行かない?」と言いました。

久しぶりの夜の映画です。
以前は仕事帰りに映画を観ることもありました。
仕事を辞めて帰りがけにちょっとということも無くなりましたし、何よりコロナで外出が減りました。
最近はレイトショーは行っていません。

久しぶりに行こうということになりました。

 


映画はいつ見ても好きですが、レイトショーは昼間とは違った魅力があります。

レイトショーとは、映画館によっては21時以降ということもありますが、当地方の映画館は20時以降から上映が始まる映画です。

 

レイトショーは、例えば東宝シネマズならば一般なら1900円ですが、1400円になるというように値段もお得ですし、人も少なくゆったりみられるという良さがあります。

まあ、私は1200円のシニア割引を使いますし、平日の地方の映画館はよほどの人気作でない限りゆったりみられますが。

 

映画自体は昼観ても夜見ても変わりはありません。

シチュエーションが違うのです。

レイトショーに行くときは、終演は遅くなりますから、たいがい食事を済ませてから映画を観ます。
外食することが多いのですが、外食→映画という流れが何となく普段と違うワクワク感を高めます。
たとえ、それがサイゼリヤで一番安いディナーであっても。

 


何より心地よいのは映画が終わって映画館をでてからです。
余韻を楽しめるのです。



映画を観終わって映画館のホールに出た時の雰囲気自体が昼とは違います。
寂れ感と言いますか。
売店も片づけをし、閑散とした雰囲気です。
もう終わりなのだなと感じながら、外に出ます。


昼間だと、映画館を出たとたんに現実に引き戻されます。
しかし、夜は魔法使いです。

 

映画の余韻を残しながら夜の帳の中に身をひたすと、なぜだか満足感が高まります。
そうして、その余韻を引きずりながらしばしの時を過ごすことができます。
それが私がレイトショーを好きな理由です。


スターウォーズを始めてみたときは、わざわざ夜の映画を観て、帰りがけに星を見上げて余韻に浸ったものでした。
ミュージカルを見たときは、人気のない道でステップをふんだこともあります。

 

今日の映画はどんな余韻を残してくれるかな。
楽しみです。