野良の覚書

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寺社めぐり 来宮神社

昨日、来宮神社の大楠をアップして、来宮神社について書くのを忘れていました。

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社号標が切れていますが、来宮神社の入口です。

来宮神社(來宮神社 キノミヤジンジャ)

静岡県熱海市西山町43番1号

 

JR熱海駅からバスも出ていますが、徒歩でも20分ほどです。
ただし、坂がきついです。
熱海は高低差がきつくて、歩きなれない方は、車やバスを利用した方がいいかもしれません。

 

御祭神は
大己貴命(オオナモチノミコト)
五十尊命(イタケルノミコト)
日本武尊ヤマトタケルノミコト
境内には末社として
来宮弁財天、来宮総社稲荷神社、三峯神社、大楠社が祭られています。

 

創建は社伝によると
和同3年(710年)熱海湾で漁師が御木造を得、五十尊命のお告げを受け、お祀りしたという言い伝えがあります。
当時、ご神前に麦こがしをお供えしたところ、喜んで召し上がったと伝えられており、当時を偲び今でも、新歴7月15日には「こがし祭り」という例大祭が行われ、熱海市最大のお祭りとなっています。
江戸時代までは「木宮大明神」と呼ばれ、熱海一帯の土地神として鎮座している、由緒ある神社です。

 

来宮神社と言えば、パワースポット大楠が有名です。
無病息災、不老長寿、繁栄の象徴です。
もともと木に宿る神様をお祀りする神社として、崇敬を集めてきたわけですから、ここが信仰の中心となります。
最近では「きのみや」を「忌のみや」といいかえて、酒や煙草など断ち物を願う人たちも多いようです。

 

境内は、自然に囲まれながら休息できる五色の社が整備されています。
カフェも境内に3か所、鳥居脇に1か所(現在休業)あり、飲み物やスイーツが楽しめます。
大楠脇のカフェでお茶をいただきましたが、抹茶は抹茶碗が選べました。スイーツはお団子もあり、自分で焼きながらいただけるようですが、私はそれに気が付かず、あとで後悔しました。

 

境内カフェはおしゃれ過ぎて、ちょっと違和感がありますが、昔から茶店はあったことですし、いいんだろうなと思います。
近代建築の参集殿やカフェは、境内に俗っぽさをもたらしますが、庶民的で日本らしいなと感じました。

頑張っている神社だなという印象でした。