野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

アジフライで大満足、でも客足の戻らない観光地は大変だ。

私は、干物が好きだ。
しばらく前から、おいしい干物が食べたくて仕方がなかった。
だから、来宮神社への参拝で熱海に行った折、昼ご飯は干物を食べると決めていた。

家をゆっくり出て、熱海には昼頃ついた。
お目当ての店めがけ、急な坂を足取り軽く下りて行った。
「休業」の看板が(ノД`)・゜・。
でも、めげない。
近くに別の、干物を食べさせる店がある。
そちらは開いていた。

干物を食べる気満々の私は、どの干物にするか意気込んでメニューをみた。
「干物屋の絶品アジフライ」というのがある。
絶品なの?
干物も好きだけれどアジフライも好きだ。
食べたい。
干物どうする?
急にアジフライが食べたくなった。
干物はツレに注文してもらって分けてもらおう。

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アジフライを注文して、やがてやってきた。


何これ?
大きい。
あちら側にあるコンモリキャベツがみえない。
厚いし。
箸ではちぎれない。


これをどうやって食べろと?
かじりつけというのだろうか。
食べにくそうだ。
ナイフとフォークくださいといいたかった。
でも、何となく言いにくくて、かじりついて食べた。
食べにくい。
でも、おいしい。

どうやらアジの干物をフライにしているようだ。
ほんのり塩味がして、ソースなしでもいける。
ご飯のお変りもできるが、これは、アジフライだけでお腹いっぱいになるなと思い、ご飯のお変りは控えた。
ツレの干物を分けてもらうのも控えた。

 

あんなに食べたかった干物だけれど、アジフライを食べ終わったら、満足した。

 

普通なら混んでいるはずの店に客がいない。
昼時なのに、人気店なのに。
町を歩く人の数も少ない。
緊急事態は解除になったけれど、客足がもどらないのだろう。
「緊急事態宣言が解除されたら、もう少し来ると思っていたんですが」と、ある店のご主人が言っていた。
人出はそう多くないと踏んで熱海に来たけれど、こんな状況をみると、しみじみ大変だなぁと思う。
コロナの再拡大はこまるけれど、商店の経営の厳しさを想うと、切ない。

今日は日曜日だ。
週末の人出はどうだろうか。
他人事ながら気にかかる。