昨日は、曇り時々晴れ間が見えた。
運動不足の解消に公園を散歩した。
足元にどんぐりが落ちていたので、拾って帰ってきた。
どんぐりを見ると、秋を感じる。
どんぐり、ブナ家のカシやナラ、カシワといったコナラ属の木の果実の総称だ。
昔は、どんぐりという木があると思っていたけれどね。
果実なんだから食べられるかなと思うけれど、そのまま食べられるどんぐりは、栗を除くと、ズダジイやツブラジイくらいらしい。
それ以外は渋くて、人間は食べられない。
クマやリスなど野生の動物は食べているけれど。
ズダジイやツブラジイは、炒って軽く塩をしただけでおいしく食べられる。
そのほかのどんぐりは、何度もあく抜きして、抽出したでんぷんを粉にして料理に使うようだ。
どんぐり料理は、日本ではあまりポピュラーでないが、韓国ではポピュラーなようだ。以前、「なんとかムッ」っていう料理を韓国料理店で食べたけれど、どうやらあれもどんぐり料理らしい。
トトリムッっていうどんぐり粉を水に溶かして、火にかけて固めた寒天に薬味や野菜を加え、和えたもの。
私は、独特の食感がちょっとにがてかな。
でもチヂミもあるというし、そちらも食べてみたい気がする。
ナッツが好きなので、どんぐりの食べ方にも興味をそそられる。
食欲の秋が近づいている。