野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

ミシン入門 作品その1

中学の家庭科の時間だったと思う。
初めてミシンにさわって、糸をぐちゃぐちゃに絡ませて、嫌気がさし、それ以来ミシンにさわっていなかった。
ところが、去年定額給付金をいただいた折、面白そうだなと、コンピューターミシンを買った。


コンピューターミシンという名前なのだから、いろいろ自動化され楽になっていると思ったが、糸掛けだの下糸のボビンを作るだの、作業工程が面倒くさい。
ちょっとやってみて、すぐに使わなくなった。
最近まで、お倉入りしていたのだが、モノづくり熱が高まってきて、何か作ろうと、また、ミシンを引っ張り出した。

とりあえず使えるようにならなくてはどうしようもない。
ビデオを見ながら、ボビンつくりだの糸通しをする。
モタモタ、モタモタ・・・

いらない布を使って直線縫いの練習からカタカタ、カタカタ。
何となくリズムが心地よい。

さすがにコンピューターミシンだ。
私でも、糸が絡まず動かすことができる。

まっすぐ縫うのも結構難しい。
直線にスーではなく、よたよた、ふらふら縫い進められていく。

練習だけでは面白くないので、何か作ってみることにした。
で、ジャーン ↓ こんなの作った。

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最初はテーブルセンターにでもしようかと思ったけれど、端を切りっぱなしにしてタペストリーとして玄関に飾ってみようかと思う。


布切れに、四角い布を縫い付けただけだし、縫い目は酔っ払いの歩いた後みたいにふらふらしているけれど、気にしない。
自分が良ければそれでよし。

うまく作らなきゃと気にせず、好きにやって満足できるっていいことだ。
私は、いままで、「うまくできなきゃだめだ」という観念に縛られていたところがある。
それで、やりたくても、指をくわえてみていたものが、たくさんあるような気がする。
好きに楽しめばいい。
最近は、そう思えるようになった。

次は何を作ろうかな。