野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

第3村(天竜浜名湖鉄道)に行ってきた。

天竜浜名湖鉄道(略して天浜線)の天竜二俣駅がシン・エヴァンゲリオンの第3村のモデルとなったという。
転浜線は、経営の厳しい第三セクター鉄道
聖地巡礼の観光客も増えたようでめでたい。
喜んでいたら、駅名を「第3村」にしてしまったという。
これは見に行かねばと、行ってみた。

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第三種駅名票(ホームに自立しているもの)も第四種駅名票(柱についているもの)も第3村になっていた。

駅名票が変わると、何やら違う雰囲気がでてくる。
第3村、どういういわれかな?とか。

天浜線、愛称だろうけれど、よくやったなぁ。

 

この駅、構内に登録有形文化財になった転車台や扇形車庫、運転指令室などの施設がありノスタルジックだ。
そんなところがシン・エヴァンゲリオンの第3村のイメージにぴったりだったんだろう。

 

エヴァンゲリオンのファンでなくても、天浜線はいい路線だ。
私は、近いので、気分転換に、たまに乗りに行く。

天浜線は、東海道線浜名湖橋梁が普通になった場合の東海道線のバイパスとして作られた。
掛川市(または新所原)で東海道線と分岐して内陸に入り、浜名湖の北岸を通り、湖西市新所原(または掛川市)で東海道線と合流する、67,7㎞の路線だ。
路線も沿線もレトロで、天浜線の36件の建造物や施設が、国の登録有形文化財となっている。
全線非電化。
一両編成か二両編成の小さな汽車がトコトコ走っていくのは、のどかでいい。

ウォーキングがてら利用すると、意外と見どころがある。
いくつかの駅舎に飲食店が入っていて、グルメ路線と呼ばれる。
フリー切符を買って、一日乗ったり下りたりしながら、ぶらぶらするのもいい。

 

でも、過疎地帯のローカル線の経営は厳しい。
地方は車社会だし。

 

何とかがんばってほしい。
エヴァンゲリオンファンが、聖地巡礼で来てくれて、天浜線がにぎやかになるとうれしい。

私も、時々、天浜線の見どころをアピールして、魅力をつたえてみよう。