野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

18切符のシーズンですが、遠出をするのが不安です。

なにか忘れているなと思っていました。
昨日駅を通って気づきました。
「18切符を買っていない」

私は春と夏と冬のシーズンには必ず18切符を買っていました。
我が家は、年3回程度このシーズンはたいがい旅行をしました。
旅行というほどのものでもなくても、気が向くと、一人でふらりと日帰りで出かけて気分転換をしていました。


ふらりと東海道線を西に向かい、ちょっと入って多度大社の辺りまで行ってお参りして帰る。
名古屋から中央線を長野方面に行って、ワインを飲んで買って帰ってくる。
時間はかかりますが、電車に乗っている時間が旅です。
こういうことをしたいとき、在来でも交通費はお高いです。
18切符は重宝です。

だから18切符は毎回買っていました。
なのに今回すっかり忘れていました。

ツレが大動脈解離で倒れてから、退院して元気そうに暮らしていますが、どうなんだろうかという不安があります。
「独りでふらふら出かけているときに再発しないだろうか。二人で出かけた時、再発しないだろうか、倒れたらすぐに対応できる医療施設はあるだろうか」などと考えると、遠出は不安になります。
なので18切符のことを忘れていたのでしょう。

妹も同じような経験をしています。
「少しづつ慣れて、行動範囲も少しづつ広がっていくよ。やりたいこともやれずストレスになるのもよくないからね。もうこの年まで生きられたんだから十分と思っていりゃいい」といいます。

そうだね。
高齢者と言われる年まで生きてこられたのだから、あとはオマケと考えればね。
なんて考えつつ、まだ高齢者という実感のない私は「まだまだ」と思ってしまうのです。