野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

秋の味覚 栗きんとん

秋というと栗の季節です。
はてな」でも栗を茹でたり栗菓子をつくったエントリーが見受けられます。
それに刺激をうけまして、今日は栗を買いに行く予定です。

栗と言えば、この時期になると出てくるお菓子に栗きんとんがあります。
正月のお節に入っているアレじゃありません。
栗を蒸して砂糖と練り、茶巾絞りにしたお菓子です。
岐阜の恵那地方の名物です。

母が好きで、秋になると食べていました。
私もお相伴で食べていましたが、子供の頃は「モンブランの方がいいなぁ」なんて思っていました。
それが年をとるごとに栗きんとん派になりました。
モンブランは味が濃くて複雑すぎます。
年齢で好みも変わるのですね。

 

栗きんとんは、自然な栗の味が命です。
小さな一粒でも、充分満足感があります。
母は、栗きんとんを食べる時は、いいお茶を淹れて大事に大事にたべていました。

私も、ほとんど秋の風物詩的にこの季節になると、栗きんとんを食べたくなります。
栗きんとんを食べるときは、母と同じようにいいお茶を丁寧にいれて、ゆっくり味わいます。

 

もう少し若い頃は、岐阜県の中津川駅前の物産館にいろいろな店の栗きんとんが1個売りしているので、気分転換がてら、休日にJRの休日切符を使って買いに行き、いろいろなお店の栗きんとんを食べ比べたものです。
最近はそこまでの気力はなくなりました。


デパートに川上屋か寿やが出店するので、そこで買うようになりました。

 

今年は、寿やの栗きんとんを買いました。
母の霊前に供え、いただきました。

喜んだかな。