野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

口呼吸から鼻呼吸へ

起きたら口がからからに乾いていることがあります。
口を開けて眠っているのでしょう。
いわゆる口呼吸です。

 

口呼吸より鼻呼吸の方がいいのだそうです。

その理由は、

鼻は、空気中の遺物を取り除き空気を加温加湿してくれるフィルターの役割をしています。
そのため、鼻呼吸は外気を体にとって害のないきれいな空気にして肺へ送り込みます。
口呼吸は、異物や冷たい乾燥した空気が直接肺に侵入します。
口で呼吸すると唾液による抗菌作用が発揮されず虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすいのだそうです。

 

私が風邪をひきやすいのも口呼吸のせいかもしれませんね。

 

美容的にも口周りの筋肉が衰えてくるためほうれい線や口元のたるみの原因になるそうですし、いつもうっすら口を開けているのは、見栄えもよくないでしょう。

 

口呼吸は、哺乳動物では人だけがするらしいです。
酸素を体全体に届けにくく、代謝が低下し疲れやすく不安にもなりやすいという状態を招くんだそうです。

メンタルにも影響するんか。

 

これは矯正した方がよさそうです。

 

直し方は、まず鼻呼吸を意識して実行すること。
食事中など口をしっかり閉じたまま左右均等に咀嚼すること。
舌や口の周りの筋肉を鍛えるため、あいうべ体操を一日30セットする。
鼻呼吸促進グッズの利用。
ガムを噛むのもいいそうですが、ガムは以前歯の詰め物がとれてしまったトラウマがあって、最近は噛んでいないから止めておきます。

 

鼻呼吸促進グッズというのは、鼻呼吸テープですね。
口にテープを張って開かないようにする。もっぱら睡眠中に使うようです。サージカルテープでも構わないようです。

 

でも、口をふさいで呼吸が苦しくならないかな?
まして夜に口をふさいでいたら大丈夫?
ここのところはちゃんと確認しなきゃね。


ということで、花粉症もおさまって鼻も通るようになったので、試してみました。
ちゃんと鼻が空気を吸える状態かの確認はだいじですからね。
日中、家にいるときにサージカルテープを口に貼って過ごしてみました。

別に問題はありません。

夜に、サージカルテープを唇の真ん中に一枚緩く貼って眠ってみました。
緩くというのは、ちょっとくらい口が開くくらいで、べったり貼らず軽く抑えたくらいです。

問題はありませんでした。
私の場合は大丈夫なようです。

 

しばらくは矯正を続けて観るつもりです。

鼻と胸のあたりを意識していたら、呼吸には姿勢も係わるんじゃないかと思いました。
うつむきがちのときは、空気の流れが悪いような気がします。
考えてみればうつむいたら、気道がさまたげられそうです。
姿勢も意識してみることにしました。