野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者には、行事は生活のメリハリのため貴重です。

玄関飾りを鯉のぼりに変えました。
我が家の近くでは、鯉のぼりを見ることも少なくなりました。
少子化と風習の変化と、どちらも原因でしょうね。


日本が貧しかった頃は、節句や祭りは特別な日として楽しみな日であったけれど、豊かになった今は、楽しみは日常にたくさんあります。
節句が昔ほど意味を持たなくなったのは当然でしょう。

 

初夏の空に鯉のぼりが舞っている風景は、「初夏だなぁ」と感じていいものです。
どんな子どもかわからないけれど、「元気にそだてよ」なんて思ったりして。
鯉のぼりを見なくなったのは、ちょっと寂しい気がします。

 


隠居の私は、節句や祭りは特別な日です。
単調な日常にメリハリをつけてくれます。
年をとって、行事を意識するようになりました。
そして、ちょっと心ときめく。

 


「祭りはともかく、行事って今や子どもと年寄りのためにあるのかもしれないな」なんて思っています。