2023年日本映画(ドキュメンタリー)
監督 風間研一
音楽 岡本裕子
語り 渡辺 謙
東日本大震災当時、津波により浸水した自宅を学生ボランティアの古典として開放し、延べ500人をうけいれ。若者たちに「つなかん」と呼ばれた菅野家。2013年に民宿として生まれ変わります。ボランティアとしてやってきた若者もこの地に移住するものも出て、菅野夫妻(主に妻の一代さん)とボランティアの若者たちの10年の記録です。
東日本大震災を被災し、順調に回復し始めた矢先に夫や子供を海難事故で亡くすなんてつらい経験をしているメインキャラクターの一代さんですが、映画にでてくる彼女は、倒れても立ち上がる女です。
その強い女も、若者たちなど周りに支えられています。
そして、ここに出てくる若者たちも、自分の想いに忠実に、進んでいる頼もしい若者たちです。
苦難に倒れることはあります。
そこから、立ち上がって自分の道を進める強さっていうのは、清いな。
そういう大人を若い人はみたいのかもね。
だから人が集まってくるのかもしれない。
そんなことを感じていました。