野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

年をとったら「誰にも気にされない人間」ってことに順応しなきゃな。

近頃、人間関係が楽です。

 

10人以上いた叔父・叔母も3人になってきました。
そりゃそうだ。
私自身が70歳近くになってきているのだから。

従弟たちも地元に残ったのは少なくて、付き合いがあると言えるのは2人だけです。
五月蝿いことをいう人も無くなり、親戚づきあいはとんと楽になってきました。

仕事をやめ、ニガテな同僚や客ともあわせなくてよくなりましたし、近所づきあいも、仕事をしていつも留守だったせいもあり、自治会関係くらいしかありません。

そうしたことをふくめて、社会との関わりが、ほとんどありません。

 

誰かと係わる機会が少なくなって、楽になりました。
人を気にしたり、合わせたり、エネルギーを使う必要がなくなりました。
ノンビリできて、それはいい事なのですが、孤独感もあります。

人間関係から離れて、「誰からも相手にされないなぁ」というような気がしています。
いなくても「誰も気にしない存在」になっているというのが怖いのかもしれません。

自分というものがあれば、そんなことは気にする必要はないでしょう。
「私は私」といえる自分があればいいのです。
でも、私はそんなものはありません。
好きなことはしているけれど、没頭するというほどにはいけなくて、何となくさみしいなという気持ちがあります。


それで、ボランティアをしたりするのでしょうね。
でも、ボランティアも、いつまでもできません。


「誰にも気にされない人間」ということに順応しなくちゃなと思っています。
というか、「ちゃんと自分を持っ」ていれば、「誰にも気にされない」ことが「なんで気になるの?」ってなるかもしれません。

「ちゃんと自分を持つ」ということが、具体的にどんなことか、いまだよくわからないので、道は遠そうです。
へたれの模索は続きます。