野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

多少の危機管理能力はつけたいね。

昨日は、図書館に行きました。
本を見て回っていた時、トイレの辺りがざわついています。

70代くらいの男性(Aさん)が、トイレから「図書館の人を呼んでくれ」と言っていました。
図書館の人がやってきて、Aさんと二人で70代くらいの男性(Bさん)を抱えて出てきました。
図書館の人は、何か「大丈夫ですか」なんて言っています。
カバンがどうこうみたいなことも行っています。
Aさんが「それより早く、救急車を呼んでくれ」「寝かせたほうが楽になるだろう」などと指示を出しています。
床にBさんを寝かせました。
誰かがかけるものを持ってくるように指示を出しました。
「救急車を呼んだか?」という声が聞こえます。
誰かが聞いてようやく図書館の人から「呼びました」という返事がありました。

そこまで行って、利用者はいなくなり図書館の人が見守るようになりました。

私はと言えば、「何々?」とボーっと見ているだけです。

 


以前、一人で旅行に行ったときも、こんなことがありました。
ある地方のローカル線に乗った時のことです。
始発駅で電車の出発を待つ間に、椅子に座って様子のおかしい人がいたので、そこにいた女性が声をかけると、意識障害などが出ているようでした。
そこにいた一同どうしようと顔を見合わせましたが、気の付く人がいて、駅員を呼びに行って迅速に対応がされました。
おかげで、1時間に1本のローカル線が滞りなく運行されました。
私は、様子のおかしい人に声をかけることもなく、駅員を呼びに行くということも思いつかず、ボーっとしていただけです。

 


今回のケースは、脳卒中のような気がします。
脳卒中の危険性は年をとると誰にでも起こりうることです。
ちゃんと対応できるようにしておかなきゃなと思います。

 

脳卒中の症状は

①顔、口角など顔の片側のゆがみ
②手に力が入らずだらりとする
③言葉が出てこなかったり、ろれつが回らない
④突然の歩行困難や眩暈、平衡失調
⑤急激な意識障害(意識朦朧・意識不明)
⑥呼吸の不規則性
⑦眼球の動きの異常
などの目安があるようです。

応急の対応としては
①頭を打っていないかの確認
②安静を保てる場所に静かに移し、ベルトなど身体を拘束するものを緩め呼吸を楽にする
③水平に寝かせ、保温する
そして119番通報です。

 

どちらも、状況的に私がボーっとしていても、動いてくれる人がいたのでいいのですが、反応できない自分というのを情けなく感じました。

 

 

突然、何かが起こると、判断が停止して適切な行動がとれないことがあります。
現代社会では、様々な出来事が起こり、危機管理も必要です。
ものすごく大きい何かなら仕方がありませんが、出来る危機管理対応もあるでしょう。
意識しておけば、私でも役に立つこともあるかもしれません。
少しづつ危機管理能力もつけていきたいです。