野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

独居高齢者のリスク 高齢者が健康をそこなったときの援助(経済問題は除く)

高齢者の一人暮らしは
・経済や健康に不安を感じていない
・頼れる身寄りがいない
・同居すると現在の住所から離れなければいけない
などの理由があります。

 

高齢者も元気でいるうちは一人暮らしでも、問題は少ないかもしれません。
叔母などは気楽でいいといっていました。

精神や健康面の問題がおきたときに、問題は顕在化します。

高齢者の一人暮らしのリスクは
・生活に張りが無かったりして、生活水準が低下する
認知症の発見の遅れ
孤独死リスク
・犯罪に巻き込まれやすい
などが言われます。

総論としてはそうです。
総論の下には、様々な具体的な各論があります。

今回叔母の入院にあたって、健康を損なって入院ということになったら、具体的にどんな援助が必要だったかと感じたことを書いてみます。(経済的問題は除く)



叔母は気楽に独り暮らしを楽しんでいましたが、救急搬送されました。
その時、たまたま人がいたので、その方が救急車を呼んでくれました。
比較的初期の対応で悪化せずに済みました。
助かる可能性の高い事故でも発見が遅くなると重篤化したり死に至ることがあります。
意識をなくしたら、通報などできはしません。
早期の発見は大事なことです。
入院前も退院後も見守りをする体制が必要です。

 

 

病院に入院すると、入院手続きや小物の準備などが必要です。
連絡先も要求されます。
こうしたことは煩雑です。
子どもが地元にいればやってくれるでしょう。
でも、遠方で身動きもできないこともあります。
たのめる人を確保したりやお金を払ってもいいならサービス機関と契約しておくことも必要です。
地元で動ける人を作っておく。

 

退院したら、また一人暮らしになります。
見守りの体制や介護の体制を整える必要があります。
一人暮らしを続けるためには介護サービスの利用は重要です。
ケアマネージャー(ケアマネ)さんと早めに相談して環境を整えなければなりません。

 

叔母の場合、午前退院、午後ケアマネさんが来てくれ、当面の方向性を決めました。
様々な手続きも夕方には進捗状況の報告がありました。
必要な支援が素早く提供されているという感じがあり、気持ちが落ち着きました。
良いケアマネさんということもありますが、普段から意思疎通ができていて話しやすいということもあります。
普段からケアマネさんと話をしておくことも大事です。

 

高齢者が健康をそこなってなおも一人暮らしをするということは、どうなることか不安はあります。
できることをしていくしかありません。

そんな中で上記のようなことを感じていました。