私も高齢になっていろいろ衰えてきて思うようにならないことも出てきたけれど、自分で動いて自分の事ができるうちは問題はありません。
自分の生活を自分で整えられなくなった時が問題です。
母や祖母のように出来ればその期間は短くあってほしいと思っています。
介護だの見守りだのをしていると、しんどいし切ないけれど学ぶことも多です。
何時か自分も行く道だから、そこから学べるというのはありがたいことです。
対処スキルは学習により獲得しますから。
私も最後は独居老人になるんじゃないかと考えていますのでね。
今回叔母の救急搬送で思ったこと。
叔母は動けなくなってセコムの端末で連絡をとり(ペンダントのぼたんを押す)駆け付けてきたセコムの方が救急車を呼び搬送されました。
セコムから緊急連絡先に連絡があり連絡がつかなかったため、(許可をとって)叔母の携帯から私に連絡がありました。
連絡を受けて、病院に駆けつけしばらく待機、病状などの説明を受け入院が決まりました。
他の検査や入院受け入れ準備の時間があったので、その間に叔母の家に行き、汚れ物をコインランドリーにもっていきました。
洗濯の合間に、新聞やお弁当の差し止めやケアマネさんへの連絡など各所に連絡したり、ざっくりした部屋の片付けをしたりして病院に戻りました。
病院に戻ってからは、入院に必要な書類にワンサと署名しました。
それでこの日はおしまい。
翌日は病院からの電話を受けたり、叔母の家に行き前日やりきれなかった片づけや洗濯をして、介護用具のレンタル業者に連絡してベッドパッドの交換をお願いして日程を決めました。
その他、つどつど遠方の叔母の家族やケアマネさんに連絡を取りました。
さて、この流れの中で私が考えておかなくちゃなと思ったことは?
①,緊急時の対応をどうする?
ある程度自分の体が動かなくなったら施設に入るということも考えられます。
でも、自由に一人で暮らしたい場合は、緊急の時対処して欲しいとか、死亡しても特殊清掃が必要になるような事態は避けたいという場合は、どんなことができるでしょうね。
セコムのように契約で見守りサービスを考えたり、スマートウォッチの警報機能など考えられますが、どんな方法があるんでしょうね。
②,病院や施設は連絡先を要求します。一人暮らしで身寄りが無かったらどうすればいいのでしょうね。
③、緊急時部屋がぐちゃぐちゃになることがあります。片付けなどどうしたらいいのかな。本人がいないとヘルパーさんは使えないのだそうです。
④、宅配のストップなど連絡先が結構あります。そういうところへの連絡はどうしたらいいのか。
⑤わんさかある書類への対応はできるかな。
今回①以外は私が対応しました。
対応してくれる人がいる場合はよいのですがいない場合どうしたらいいのでしょうね。
親戚、知人にお願いするということもあります。
たすけあいネットワークを作れたらいいけれど、難しそうです。
もしも私が一人きりになったら助けてくれる人はいるかしら?
不確かな情をあてにするより、これらに応じるサービスがあるかどうか調べておいた方が私としては気が楽な気がします。
後は生活をシンプルにする事は必要だなと改めて思いました。
宅配だの新聞だの定期で来るものはできるだけやめていく。
つどつど注文するような形にした方がよさそうです。
部屋の片付けもシンプルながらんとした部屋なら簡単です。
そうそう、情報も集約し整理しておくことも大事です。
今回、連絡を取らなくてはいけない所に連絡するにあたって、どこの店で電話番号はどうかを調べるため、積み上げてある請求書や領収書をひっくり返しました。
施設に入るというのが一番良さそうですが、金銭的なこともあり入れるかどうかも問題です。
あと保証人等人的要求には施設に入っても対応できません。
どうすればいいのか。
以前より活力は減ったとはいえ、まだできる事は多いです。
いろいろ調べて準備しておくのもいいでしょう。
できるうちに、できる事からはじめていくのがよさそうです。
でもなぁ、ぽっくり逝って逃げ切りたい思いです。