野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者と歯の健康。歯医者さんに行ってきました。

紅葉も色づき、そろそろ終盤に差し掛かっています。

昨日は、歯にかぶせていた詰め物がとれて、歯医者さんに行ってきました。
詰め物をしていた歯の一部が欠けて、とれやすくなっていたところに、うっかりキャラメルを食べてくっついて取れてしまったのです。

アホですね。

歯が欠けてしまっていたので、遅かれ早かれ治療しなきゃいけないことにはなったでしょう。

仕方がないね。

 

年をとって、歯が弱くなりました。
ここ2年でほかに一回歯が欠けて補修してもらっています。
その時はトーストを食べていたらいきなり歯が欠けてしまったのです。
今まで気にもしていなかった歯でしたのでびっくりしました。



体調を崩したり、気持ちがしんどい時になると歯茎が腫れてきます。
歯茎が腫れると、歯がグラグラしているんじゃないかと思うので、物を食べるときに少し気になり、食べるものをセーブしてしまいます。
結構気にして、歯はこまめに磨いています。
定期的に歯石を除去しにもいっています。

 

 

それでも、歯は確実に弱くなっているようです。
もろくもなっている気がしますし、若いころと比べて根の深さが浅くなっているようです。
今の所何とかなっていますが、歯が欠けて以来、硬いものを食べるのが怖くなりました。
固いものを奥歯でガシッとかみ砕くなんて言うマネはしなくなりました。
醤油煎餅が好きなのですが、小さく割って食べるようになりました。
あまり堅そうなのは食べなくなりました。

 

若い時は歯のことはあまり意識しませんでした。
固いものを食べるのも気にもせず食べていました。
当たり前に気にもせず食べていられるって、幸せなことだなと今では思います。

 

年をとるとそんなことを言っていられません。



歯は健康にとって大事なものと認識しなければなりません。
歯が悪くては食べ物が食べられず健康が維持できません。
口の動きが悪くなったら食べにくくなるでしょう。
話したりする口の動きの機能が維持できないと、会話もままなりません。
そんなことになったら、人と合うのが嫌になるかもしれません。

 

口腔機能の低下はQOL(生活の質)の低下をもたらします。

 

だから高齢期は、口腔ケアを充分に行う必要があります。

 

口腔ケアって?

 

一つは歯や口の中を清潔に保つケア(器質的ケア)です。
歯磨きなどをしっかりして、歯や口の中を清潔に保ち虫歯や歯周病の予防をします。
歯周病は心疾患や認知症など様々な疾病との関連もあるそうですから、ここはしっかりケアしなければなりません。

 

もう一つは唾液の分泌を促したり、舌や口唇、頬などの機能を保つケア(機能的ケア)です。
口の中も老化します。
唾液の分泌量の減少やあごや舌の運動機能の低下などトラブルを抱え、食べたり話したりという機能が落ちるのを防ぎます。
対策は、顔面や舌の体操やマッサージをします

 

歯については、若い時からしっかりケアしておくんだったと反省しています。
そうしたらもう少し歯が丈夫だったかもしれません。

過去はどうにもならないから、これからできるケアをしていくしかないですね。
できるだけ自分の歯を維持できるよう、口腔ケアをしていきましょう。