野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

ハローページ(電話帳)廃止、電話番号調べるだけじゃないんですが・・・

人に聞かれて、相談窓口を調べようと思って、ハタと気づいた。
職業別電話帳がない。
以前のを棄ててから、補充がないのだ。

そういえば、最近電話帳(ハローページ)を受け取った記憶がない。
調べてみると、無料配布は廃止されたようだ。
ネットで調べればいいということらしい。

ネットを使わない人はどうするのと突っ込みたくなるが、廃止という方向性は理解できる。
ニーズがないだろうから。
電話番号を調べるだけなら、ネットで十分だ。


電話帳は普段全く使わないから、困る物ではないけれど・・
個人別の電話帳は必要ないとも思う。


しかし、職業別電話帳は、職業ごとに整理されていて、情報源としてはとても優秀なものだ。
これをみていると公的機関のサービス機関も一目瞭然だ。
なくなったのは残念だ。

 

たとえば、私の場合、コロナ前、身内がなくなりそうで葬儀の心配をした時、葬儀社を探した。
まず、電話帳で「葬儀社」の項目を引く。
どんな葬儀社がどこにあるかをあたりをつけて、その中から詳しく調べるべき情報を取り出した。
最初からネットで調べると、情報はバラバラに出てきて鳥瞰しにくいだろう。
最初に、ある程度絞ってネット検索すると、楽だし落としも少ないだろう。

 

ある程度キーワードが決まった後は、ネットの方が情報量も多く便利だ。
しかし、漠然としているときは、キーワード探しの意味もこめて、情報が整理されている職業別電話帳は、便利だ。

 

行政機関の窓口などが一覧できるのもいい。
どんな窓口があるかをみていると、自分に必要な窓口はどこかの見当も付く。
特に、相談窓口などその存在を知らないこともあり、「へー、こんな相談窓口があるのか」と思う。

それらを一覧で鳥瞰できるのがいい。

 

ネットには検索サービスがある。
でもそれはキーワードを入れてするものであり、キーワードそのものを探したりするものではない。

こう考えるのは、私が情報弱者で、ネットでの検索方法を知らないからかもしれない。
まあ、年だしね。

 

私にとって、紙に印刷された職業別電話帳は、電話番号をしらべるよりも、情報検索のためのツールとして、使いやすいものだ。
アナログにはアナログの良さがあると思う。


一冊、古いのでいいから、どこかで調達しておこう。