野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者と成長。老いてなお成長をめざす。


ボランティアの日本語教室の先生をしている友人が体調を崩し、アシスタントの私が変わりをできないかと言われました。
そうなると、今までみたいに話し相手になればいいといっていられません。
「無理~」と思いましたがやってみることにしました。


私は、日本語の専門教育を受けていません。
日本に生まれて何気なく使っているだけです。
読み書きは何とかなりますが、その構造などを説明することはできません。

このままではどうしようもありません。
力が足りないのは明らかですが、少なくとも誠実に対応したいと思います。


土曜日の教室に向けて、予習の毎日です。
何を、どうやるか。
テキストを、どう説明したらいいのか。


正直、しんどい。
記憶力の低下もあります。
それ以上に、私にいとっても、日本語教育の構造はわかりにくいのです。
日本人でもわかりにくいのを、外国人にわかりやすく説明するって・・・
これを独学でやっていくのは大変です。


自信もなく、「私で、いいのかな」という気持ちもあります。
日本語、自分でもわかっていないのにねぇ。


先日やってみた教室は、ダメダメでした。
これはどういうことですかと聞かれて説明できないし、問題をすれば、問題の解答あってないといわれおろおろし(相手の勘違いでした)
でも、頑張っていることは認めてもらえたようです。
言葉の意味やどういう時に使うかなど一緒に考えるなど、協力的に教室は進みました。


現在の私の日本語に関する知識はどうしようもないけれど、教室が必要と言う人がいます。
学ぶ高揚感や、大変だからこその達成感もあります。
どこまでできるかわからないけれど、今は学びながら生徒と一緒に成長していけたらという気持ちです。


この年になっても、成長を目指すんだなと思うと、嬉しいようなしんどいような。
人生100年時代と言われるのだから、こういうのもアリなんでしょうね。