今年の旧正月は2月1日です。
東アジアや東南アジアでは、旧正月を祝う国がたくさんあります。
ベトナムもそうです。
お正月にはその国ならではの御馳走をいただきます。
ベトナムではバインチュンという伝統的なちまきをいただきます。
テト(旧正月)に先祖の祭壇におそなえしてからいただくそうです。
日本のお餅にちかいのかな。
ベトナムの方にお願いして、わけていただけました。
いろいろなバリエーションがあるようですが、基本は、餅米と緑豆と豚肉を塩胡椒で味付けし ラーソン等の葉っぱで包み
、10時間ほどゆでたものです。
四角い形は大地をあらわすそうで、15センチほどの四角形で高さは6センチくらい。
どっしり重たいです。
表面が緑色で着色するのかなと思っていたら、包んだ葉っぱの色がもち米に移るのだそうです。
そのまま食べてもいいのですが、蒸して温めてもいいし、小さく切って焼いてもいいし、揚げてもおいしいそうです。
旧正月には早いですが、昨日の夕飯にさっそくいただきました。
大きいので切らなくてはなりませんが、包丁では切れません。
餅米ですのでベタベタしてしまうのです。
葉っぱをとって、葉っぱに巻いてある紐をバインチュンに掛けて、縛るようにするときれいに切れます。
うまくできているなと思いました。
レンジでチンして食べてみました。
塩胡椒で味をつけるといわれましたが、何か香辛料も入っているようです。
豚肉や豆の旨味が回り、しっかりした味です。
緑豆のこしたのが、ほどよい甘みです。
コックリした味のチマキはおいしいです。