昨夜から雨が降り出し、お日様が出ないので今日は冷え込みます。
そろそろお正月気分もおしまいかな。
もう仕事が始まったから、正月は終わったよというのが働いているときの感覚でした。
今は、正月の終わりは松の内までかな。
一般的に、元旦から一月七日までを松の内といいます。
小正月と言われる十五日までをいう地方もあります。
正月には、年神様の依り代である松を飾ってお迎えします。
元旦にお迎えした年神様が滞在する期間を松の内と言います。
松が明けると年神様お帰りになり、正月が終わり日常の生活に戻ります。
松の内最後の一月七日と言えば七草粥ですね。
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ ホトケノザ、スズナ、スズシロ」
春の七草を入れたお粥をいただきます。
七草は早春に芽吹くことから邪気を払うといわれ無病息災を祈って食べたといわれます。
どれも、日本のハーブといっても良いものですし、理にかなっています。
子供の頃の我が家では、七草粥はいただきましたが、こんなちゃんとしたものではありませんでした。
どちらかというと、お正月に疲れた胃を休めるみたいな感じでいただきました。
中身も、大根の葉っぱなど、ありあわせの野菜と冷や飯を炊いたものです。
それでも、体の中からきれいになりそうでありがたみがありました。
その思い出のせいか、我が家は、今でも1月7日には七草粥を食べます。
でも仕事をしていたときは、朝ではなく夕方に食べていました。
朝は忙しいですから。
今は、スーパーで七草がセットになって売られていて便利です。
今日は、七草のパックを買ってきて、明日の朝七草粥を作ろうと思います。
そして、無病息災を祈りましょう。