野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

内容だけじゃない。紙に印刷された本の魅力。

昨日は蒔絵の稽古で町中に出かけました。
午後からですが少し早めに駅に着いてしまいました。
私はこうした時間が余ると、駅前のデパートの中にある無印良品のMUJIbooksに行って過ごします。
景色もいいし、カフェインレスコーヒーが100円で飲めるのでちょっとした時間つぶしにちょうどいいのです。
外に向いて景色の見えるカウンターの所に座るもよし、店内の大きなテーブルの所に座るもよしです。

大きな書店だと、本の海に埋もれてしまう気がしますが、この程度の規模の小さな本屋さんは一つ一つの本が主張しています。

 

ここにくると、欲しいなと思う本があります。
デザインや手仕事関連の本が多いためでしょうか。
美しい本が多いのです。
BON BOOKのシリーズのシンプルだけれど、美しい色合い。
デザイン関連の本のシャープな装丁。
つい手に取りたくなります。

 

こういうところで本を見ていると、本というのが内容だけが勝負じゃないんだなということを実感します。
すべての本がそうだとは思いませんが、本自体がARTとして成り立ちうるものなのです。
以前見た映画で本のコレクターたちを描いたドキュメンタリーがありましたが、読書家ではなく愛書家という存在が何となくわかります。

美しい本は見ているだけで嬉しい。
美しくなくても惹かれる本もある。

デジタルにはない、紙の本の魅力です。


これは私のお気に入り