野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

ディサービスに行きたくない気持ち

叔母にディケアに行くことをすすめています。
叔母は一人暮らしですし、足が悪いのです。
歩けますし、日常生活に必要なこともできますが、その能力を維持するためにはリハビリをしたほうがいいのは明らかです。
社会的孤立をしないためにも、人のいるところに出かけたほうがいい。

しかし、外に出たがりません。

ケアマネさんも勧めますが、コロナで怖いからとコロナを理由に出たがりません。
リハビリの必要性は認めていますが、訪問リハビリをお願いしたいといいます。

私は、自分の親でもなし、無理に言うことはありませんが、外に出たほうがいいけどなと思ってはいます。

 

私の母もそうでした。
コミュニケーション能力はありすぎるほどの人でしたので、知らない人に対する不安はなかったようですが、外に出るのは疲れますし、集団で過ごすことは苦痛で、自宅で好きなように過ごすことを望みました。

頭はしっかりしている人でしたので、話し合って、介護負担軽減と家での入浴の危険性を盾に説得しました。
通うようになったら、そのディケアは診療所付属の所でしたので、リハビリも理学療法士さんがしっかりやってくれ、レクリエーションも子どもっぽいのばかりでなく、手芸の好きな母はパッチワークを教わりながら作品を作ることができ、楽しみにするようになりました。
その後、骨折をして入院するとそのディは退所ということになり、その後の母は体が弱っていくばかりで、家に戻っても一日座っているのは苦痛だということで、週2日お風呂に入れてもらうを中心に半日だけのディに通うようになりました。

叔母や母が嫌がる気持ちはわかります。
日常生活動作の予防や社会的孤立の解消に良いとわかっていても、新しい環境に慣れるのは大変ですし、集団で過ごすより自宅で好きなように過ごす方が楽です。
今更やりたくないことをしたくないという気持ちはわかります。
お風呂だって人に手伝ってもらうのは、なんだか嫌です。

見守る立場としては、ディに行ってくれた方が安心です。
見守られる立場になった時は・・・・
私もディに行きたがらないような気がします。
私は知らない人と会ってすぐ打ち解けられるタイプではありません。
気心の合う人と過ごすのは楽しいけれど、したくもないのに周りの人に会わせて行動しなければならないのはイヤだな。
社会的孤立の解消というよりむしろ苦痛です。

 

こういう点、私がディを必要とする時までに何とか解消できないかな。