野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

鍋の季節です。昨日のご飯は「ねぎま鍋」

寒くなりましたね。
こんな夜には、鍋でしょう。
「牡蠣鍋なんていいね」と思って近所の魚屋さんに行きました。
そうしたら、マグロの切り落としが結構な量で安く売られていました。
今日はマグロにしておこうか。
漬けにするかね、それとも甘辛く炊いて佃煮みたいにしておこうか。

 

ふいに池波正太郎の時代劇のアレコレを思い出しました。
ねぎま鍋」があるじゃないか。

 

最近は読んでいないのですが、一時はハマって、鬼平や梅安や剣客商売を読みあさったものです。
だって、食べ物の描写が、ほんとうにおいしそうだったんだもの。
そんな食べ物の中で「ねぎま鍋」というものを知りました。

 

それはともかく、「ねぎま鍋」
マグロと葱のシンプルな鍋です。
江戸時代はトロが安くて、トロが使われていたそうですが、さすがにそれは(^_^;)
ほかにもいろいろ入れる方もいるようですが、私はシンプルに原型でいきます。
あ、生姜はゆるしてね。

もともとは濃いめの醤油味らしいのですが、それでは、私はきついので、薄めの味付けです。
長ネギは筒切り。
ちょっとネギが太過ぎました。
マグロを入れると出汁が濁ります。
こんなとこからも高級な料理でなく、庶民の鍋なんだなということを感じます。

 

独りで一人用の小鍋で七輪の上でぐつぐつ煮ながら食べてみたい。
梅安や鬼平になった気分でね。
ねぎま鍋は、一人鍋が似合うような気がします。

 

考えてみると、薄味より濃くて少し甘めの味付けをてりつけるように煮ていく方が江戸時代の庶民の食べ物っぽいな。
次回はそれでやってみましょう。

 

池波作品の料理は、手の込んだものは少なかったような記憶があります。
湯豆腐のようななんでもない料理がやたらに美味しそうでした。
今度もう一度池波作品を読み返して、料理を再現したら楽しそうです。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
やってみようっと。