夕飯の支度をしながら夕方のニュースをチラ見していたら「大卒初任給が30万円・・・」なんて声が聞こえてきました。
付けていたチャンネルは静岡のローカルニュースです。
え!大卒初任給30万、そんなに高くなったの?
びっくりしました。
5年くらい前は大卒初任給平均は22万くらいだったとおもいます。
それが30万って、数年でそんなに上がったの?
ネットで調べてみると、2025年の大卒初任給の平均は23万6000円と見込まれているそうです。
ただし業種間の差がかなりあるようです。
これなら何となくわかるなという感じです。
ニュースの報道は「30万を超えるところもある・・」ということで極端な所をクローズアップしたみたいです。
儲かっている企業だってありますからね、そりゃ優秀な人が欲しければ、出せるところは給与は出すでしょう。
情報系や金融は高いようです。
それに、考えてみれば、給与体系も以前とはずいぶん変わっています。
ボーナスや退職金の積み立てを廃止しその分上積みしていれば、基本給は上がるけれど、年収ベースで見ていくと以前より少し上がっただけということもあるでしょう。
初任給が良くても、その後の昇給はどうなっているかなんて問題もあるでしょうね。
初任給30万のところでも、一概にすごいとは言えそうもありません。
人の、まして社会に出たばかりの新卒の懐具合をのぞき込むっていうのもなんですが、初任給30万という報道に、「インフレそんなに進んでいたのか」とビックリして反応してしまいました。
調べて納得できたけれど、ニュースの報道の仕方、大卒初任給30万というヘッドライン的な読み上げですぐ「県庁にも新人が・・」といっちゃって初任給に関する解説がありませんでした。
社会から隔離されている私のような高齢者はちょっと勘違いしそうです。