野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

桜をみて、時の移ろいと年を重ねる心情を想う

公園の桜が満開になって散り始めました。
染井吉野はあっという間ですね。
桜が咲き始めたころから毎日のように公園に行って桜を観ています。
桜が散ってピンクの絨毯となり、葉桜の頃までそうするつもりです。
年を意識しはじめたころからです、こういうことを始めたのは。

一年一年、あと何回見られるかという気持ちになり、心がざわつくのです。
過ぎていく時がやけに惜しいのです。
年をとって、自分のよりどころが見えない感じもします。
仕事も介護も一段落して、前期高齢者としての初めの頃は張り切っていたのですが、さらに年を加え、体に齟齬が出始めてからはちょっと焦燥感が出てきました。
衰えていくばかりの自分はこれからどうなるのだろう。
生活も何とかなるさと気軽に考えていたのですが、最近のインフレでちょっと不安になってきたりしています。

 

前期高齢者も後半に差し掛かるころ、年上の友人にこういう状況になるのは普通じゃないと言われました。
それをさらに超えて高齢になると、達観するというか達観せざるをえなくなるようです。
あるがまま、あるがまま。

そういうところに本当に着地できるといいのですが。
「名残を惜しんで気持がザワザワするのは、まだ若い証拠よ~。そのうち嫌でも受け入れざるをえなくなるから、開き直るしかなくなるのよ」などと、年上の友人に言われています。

ほんとうに?
これからどうなっていくのかな、自分。