野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

見知らぬ土地で「のんびり暮らす気分」を味わう旅 三木浦ゲストハウス

二泊三日で旅行に行ってきました。
夏に計画していたのですが、身内の死亡と叔母の入院が重なってつぶれてしまっていたのです。
観光ではなく、鄙での滞在型でのんびり過ごす旅行です。
今回は少し不便な所なので、車で出かけました。

行き先は三重県尾鷲市
三木浦という漁村にある、三木浦ゲストハウスでのんびりくつろごうという趣旨です。
三木浦ゲストハウスは、古民家をリノベーションした一棟貸しのゲストハウスです。
もともとは、汽船会社の社長さんの家だったという広い家を、三日間借りました。
2人から7人までの定員で人数分の宿賃で借りることができます。
備品は自由に使えます。



レトロな一軒家。
入り口は大きな神棚のあるロビー、海の見える書院、6畳の和室、食堂、竃のある台所、二階の図書室にはレコードプレーヤーもありました(真空管だよ)
この空間を、ツレと二人で独占しました。
宿というより居宅気分です。


場所は町の中心から少し離れた静かな山際で、海が目の前です。


ゲストハウスの近くは、静かな漁村ですが、少し車を走らせれば名所には事欠かない位置です。
でも、バタバタするのはやめました。
昼食と夕食の買い出しにだけ尾鷲の町に行って、あとは散歩をしながら魚を眺めたりして過ごしました。

昭和レトロなゲストハウスでくつろぐ休日は、のんびりしてくつろぎの二泊三日でした。
ただ、鍵はあってなきがごときなので、セキュリティに神経質な方はちょっと苦手かも。

 

宿は素泊まりで、おしゃれなカフェがあるのですが、10月から出産のため長期休業中ということでした。あと一軒喫茶店があるのですが、営業時間が短いようです。
散歩の途中行っても開いていませんでした。
自炊はできますので、食料を持って自炊するか、車で食べに行くかです。
私たちは、車で尾鷲まで行きました。


尾鷲は魚のおいしい街です。
一回は「尾鷲お魚市場おとと」の食堂、もう一回は「鬼瓦」という店でいただきました。
「おとと」では海鮮丼とカマスの塩焼き。
「鬼瓦」では刺身と煮魚の定食をいただきました。
どちらも、鮮度が違うのでしょうね、おいしかったです。
「鬼瓦」のお刺身とおにひら鯵の煮魚は、もう一度食べたいです。

テイクアウトした品は、パッケージのままではさみしいので、ゲストハウスに備え付けの食器に盛りなおして日本酒と一緒にいただきました。
二日ともこの地方の名物です。
初日は、サンマ寿司とサンマ・卵焼き・炊いたゴボウやシイタケなどの押し寿司。
二日目はめはり寿司メインに、尾鷲の洋食屋さんのステーキ丼、それとサラダをシェアしました。

 

さてと、次はどこに行こうかな。