野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

奈良旅 二日目 山の辺の道を行く 石上神宮~大神神社

奈良旅二日目は、晴れて温かくなったので、久しぶりに山の辺の道を歩くことにしました。

二日目の日程

山の辺の道

山の辺の道は飛鳥と平城を結んだ日本一古い官道です。
古い神社だの古墳だの歩いていれば見どころは満載です。
標識も完備され歩きやすい道です。

都に向かってくるのがいいのでしょうが、私たちはいつも石上神宮から始めます。

 

奈良からJRで天理まで行き、そこから歩き始めます。
天理駅前から長いアーケードを抜け、天理教協会本部に向かいます。
私は天理教の信者ではありませんが、アーケードのあちこちにみられる「ようこそ、おかえり」というキャッチフレーズに毎回ホッコリしています。
各地域ごとの宿舎を何というか知りませんが、アレもすごいなと思いながら神殿前にでると・・・圧巻ですね。
私の知る限りでは最も大きな神殿です。
そこを通って、石上神宮方面へ。


石上神宮の近くに来ると、鶏の鳴き声が聞こえてきます。
石上神宮は、布都斯魂大神など刀剣や神器の御霊をまつる日本最古の神社と言われています。
古い趣のある拝殿でお参りをし、鶏の鳴き声に送られてウォーキングのはじまりです。

           (写真は3年前に撮ったものです)

そこから始まって、いろいろな名所がありますが、いちいち立ち止まっていられないので、興味のある所だけつまみ食いです。

永久寺跡で休息し、そこからは竹ノ内環濠集落をみて、長岳寺まで一気に行きました。
途中,柿畑がたくさんあります。
裸になった柿の木のなかに一本だけ柿の実が実って鮮やかな色を見せているのが、趣があって素敵です。
歩いていると温かいのですが、足元を見ると氷が張っていたり道沿いに霜柱があったりが面白いのです。

 

そこから先は、大きな古墳が散らばっていて、崇神天皇陵、景行天皇陵などをみながら進みました。
桧原神社にお参りし、そこの茶店で休息し、玄賓庵、狭井神社をへて大神神社に到着です。

 

三輪からJRにのり奈良に戻りました。

 

レトロ銭湯

暗くなってから、ホテルから10分くらいの所にある花園新温泉という銭湯に行きました。
これぞ昭和レトロの銭湯という感じの銭湯で、のんびり温まりました。
昔の美容院にあったような、かぶるタイプの乾燥機があったので、それで髪を乾かしました。
広いお風呂は気持ちがいいですし、旅館のお風呂と違って生活感もあり、懐かしい感じになりました。
ポカポカになった体のほてりをさましつつ、夜道の風情を楽しみながらホテルに戻り、今日の予定は終了しました。

 

今日の食事

朝はお腹が空いていなかったので、お茶だけ飲んで出かけました。

山の辺の道は茶店など寄りながら行くつもりでしたが、休みの所ばかりでした。

 

長岳寺の近くに英国風をうたう喫茶店とトレイルセンターがあり、食事ができます。
洋食の気分ではないので、喫茶店で軽く食べるつもりでしたが、休みでした。
トレイルセンターを除くと食事処は、桧原神社近くの茶店まで見つかりませんでした。
桧原神社近くの茶店で甘酒を飲みましたが、そこまでは持参していたおやつのマドレーヌとペットボトルの水、それからコース途中の無人販売で売っているつるし柿を食べただけです。

 

オフシーズンは休みがあるということを考えなきゃいけませんでしたね。

茶店で聞いた所では、シーズンによりずいぶん人出が違うそうです。


三輪駅近くのお目当ての三輪素麺の店も休みで、朝から食事なしで奈良の町中まで帰りました。

 

奈良の市街についたら、夕食に行くつもりだった店が、少し前に閉店してしまっていました。
楽しみにしていたのですが、下調べをしていなかったのがいけなかったのです。


疲れているし、お腹もすいてきました。
ちょっと気分がささくれ立ちます。

 

さくら通り商店街にあるパン屋さんでパンでも買うかと思ってはいっていったら、二階の喫茶でシチューランチがあったので、
それにすることにしました。
優しい家庭的な味で量もたっぷり、パンもお代わりできます。
珈琲とサラダがついて800円台。
お腹がくちくなり、体も温まると、気持ちもゆったりします。
満足して店をでました。


夕食が4時台だったのでお腹がすくだろうと柿の葉寿司を購入してホテルに戻りました。

 

本日の教訓。
食べようと思っているお店は調べておこう。
最近閉店しているお店多いからね。