三日目は、入江泰吉記念奈良市写真美術館に行って入江泰吉の写真展を見ることにしました。
三日目の日程
古い町歩き
ホテルから奈良町を通り高畑に抜け美術館まで歩きます。
これが本日のメイン。
人通りのない奈良の町筋を歩くのは楽しいです。
古い家やお寺さんが立ち並ぶ町筋です。
観光地ではあるけれど、普通に人が暮らしている場所が、風情があるのがよいのです。
元興寺、今西家書院などを横に見ながら進みます。
途中福智院では入口からたくさんのお地蔵さんも見えています。
ここは時間があったらじっくりきたいところです。
頭塔
さらに東に進むと和製ポロブドールと言われる頭塔があります。
見学はできていましたが、今月は中止になっています。
しかし、外から見ることはできます。
なるほど、見慣れない形です。
近くで見るより遠景の方がいいかもしれません。
ただし、遠景で見えるのは、ホテルが取り壊しになって空地になったから。
何か建ったら、この不思議な建造物は見えなくなるでしょう。
入江泰吉記念奈良市写真美術館
さらに東に行き、新薬師寺のお隣が奈良市写真美術館。
モダンな建物です。
入江泰吉「春日野」展と藤岡亜弥 「New Stories]展をやっていました。
うーん、常設展示物はないのかな。
素人としては代表作もしくは人の暮らしを写したものが見たいのですが。
美術館を出て、古い町並みを北に向かい浮御堂・飛火野・春日大社を経て東大寺へ。
東大寺の一番前の奈良漬屋でお買い物。
このお店が奈良で一番古い奈良漬屋です。
ツレが二月堂に行きたいと言い出しました。
一昨日ろうそくを買ったけれど5時過ぎで献灯できなくて持ったままだというのです。
まあ、いいかと二月堂に行き献灯。
ついでに行者味噌も買いました。
東大寺裏を歩きながら、鹿煎餅を鹿にあげて遊びながら大通りにでます。
奈良県庁展望台
最後にもう一度興福寺の五重の塔をみましょうか。
少し違った角度から見ることにしました。
県庁の展望台からです。
ここは360度奈良の町が見渡せるのです。
上から見ると、奈良公園が一望できます。
遮るものなしでね。
若草山や東大寺も一望です
鳥瞰というのは気持ちのいいものです。
誰もいないし、じっくり景色を見ることができました。
予定していた早朝の飛火野はいけなかったけれど(雨が降っていたしさむかったのだ)、かなり満喫気味の旅でした。
古都ならではですね。
ちょっと歩けば見どころはいくらでもありますから、無計画でもOKです。
次に来るのはいつかな。
日の長い時期に柳生街道を歩いてみたいような気がします。
食事
朝はヨーグルトと前日桧原神社近くの茶店で買った菊芋入り土地のおはぎ。
昼は例によって行くつもりの店が定休日という・・(/_;)
そこで、近くにあったならまちらしいおしゃれな雑貨カフェでランチ。
ならまちにはこの手の店が多いのだ。
私は、食べたいものをドンと食べる方ですが、若い女性向けカフェは多品種を少量です。
丁寧に作っているようです。
サラダ以外はどれも温かく、ワンプレートのおしゃれランチは冷めた小皿が多いのに意外な気がしました。
卵焼きも焼き立てみたいだし、白和えはもっと食べたいと思うくらい。
量もたくさんのお菜におにぎり二つですので十分です。
ただおにぎりが若い人向けでトマト味でした。
和風の炊き込みご飯だと嬉しかったんですが。
1200円なら文句ありません。
今回の旅行、食事は店に振られ続けました。
本当はもっといろいろ食べたかったんですが。
リサーチが足りないせいでしょう。
次回は奈良の食を考える旅にしてもいいかもしれません。