野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

歯医者で治療中どうしています?

昨日は歯医者に行ってきました。
私は、歯石の除去に定期的に歯医者に通っています。
40代に歯槽膿漏になり、その治療から続く習慣です。

慣れているとはいえ、やっぱり苦手です歯医者さん。
歯石を除去している間、気が付くと体に力が入っています。
歯の治療をしていてふと気づくと、手がひじ掛けをきつく握りしめていたりギュッと手を握りしめています。

 

何とか気を紛らわせようといろいろなことをしてみました。
といっても、治療の椅子に座って動けないわけですから、できることは限られます。

最初は数を数えていました。
ずっと続けて数えていると、わけがわからなくなるので1,2,3,4,と4まで数えてそれを延々と続けていました。
苦行的ですね。

それから自立訓練法をすると痛みを感じにくいというので「右手が温かくなる」だの自律訓練法の真似事みたいなことをしました。

でも、それもめんどうになって「今晩のおかず何にしよう」とか考えるようになりました。
だんだん、慣れてきたのですね。

 

歯石の除去ならそんなに痛みがあるわけでもありません。
それでも、ドリルみたいな機械が口の中に入ってくるのですから緊張します。
この頃は、椅子に座ると深呼吸をして、手をのばし、意識して力を抜くようにします。
それから、これからの予定とかとりとめもないことを考えています。

 

昨日は、隣の治療室で小さな子供が泣き出しました。


そりゃあ、大人ですら怖いのだから、小さな子供は怖いでしょう。
子供の頃、私は虫歯の多い子でした。
その頃どうしていたのか記憶にありません。
忘れたい記憶なので消去してしまったのかもしれません。
医師が優しくなだめているのを聞きながら、心の中で苦笑しているうちに治療は終わりました。

「次の治療まで、お手入れしっかりしてね。僕らのできることはサポートなんだから」という先生の言葉をにうなずいて治療室を退出しました。

高齢期になり、若いうちからしっかり歯のケアをしておけばよかったと思っています。