野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

初詣 御神籤が楽しみです。

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昨日の、「ブログが無い」事件から一夜明けた3日です。
どうなっているかドキドキでしたが、なんとか無事に復旧した状態でした。
ホッとしています。

 

近年、我が家は元旦に近くの氏神様にお参りし、2日に五社神社諏訪神社(合祀)にお参りします。
五社神社諏訪神社は、街中にある大きな神社です。
その社殿は戦前は国宝だったのですが、戦争で焼けてしまいました。
神社に関してはまたの機会に紹介したいと思います。


お参りして、御神籤を引くのが最近の我が家のお決まりです。

私の、本年の吉凶は末吉。
凶のすぐ上ですね。
私は御神籤は今年一年の指針の一つとして心に留め置くという形で位置づけています。
だから吉凶よりも、書いてある内容が大事です。
「はなされし かごの 小鳥のとりどりに たのしみおおき 春の のべかな」
「憂さもつらさも腹立たしさも、心ひとつのおきどころ」

なかなかいいじゃありませんか。
ありがたい託宣であり、教えです。
こころがホンワリとしました。

 

もともと国政や有事のに際して神様の意思を確認する占いが、庶民の間にまで広がり、神社や寺院で庶民の吉凶を占うようになったのは江戸時代です。
最初は吉と凶だけだったそうです。


大きな寺社は独自の御神籤を出していたようですが、現在のような御神籤が日本中に広がったのは明治時代。
山口県周南市の二所山田神社で御神籤が作られ、現在でも全国の寺社で売られている御神籤の7割程度がこの関連の女子道社が製作しているそうです。
大きな寺社では独自のものを出しているところが多いようですが。


御神籤には運勢欄があり、吉凶が書いてあります。
神社本庁の見解では大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶
ですが、ところにより見解の違いがあるようです。
もっぱら吉の位置です。

 

でも本当に大事なのは、和歌や漢詩が書いてあるその部分だそうで、神様からの言葉だそうです。
それでなのか、明治神宮の御神籤には吉凶はなく、和歌が中心だそうです。
今度明治神宮にいったら確認してみたいと思っています。

 

吉凶はそれほど気にせず、神様からのアドバイスとしてうけとればいいとはいえ、凶がでると「あ~あ(-"-)」と思います。
凶が出たらもう一回ひきなおしたらダメなんでしょうか。
回数制限はないようですが、凶であっても、私はひきなおす必要はないのではと思います。だって、たいてい救いはありますから。

凶が出たら結び所に結んで帰る方もおおいですね。
私は、せっかくのアドバイスですから、たいてい持ち帰ります。

 

でも、一度だけ結び所に結んで帰ったことがあります。
以前、那智大社でひいた御神籤は小吉でした。
それを渡してくれた係の方が気の毒そうな顔をしているのが気になりました。
小吉なのに?
読んでみると、泣きたくなるくらいひどいものでした。
さすがに、これは持ち帰る気持ちにはなれませんでした。

 

ともあれ、今年は末吉。
心に落ちる内容でしたので大切にしていきたいと思います。