野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

季節を愉しむ シンプルかき氷が好きなのだ(*‘ω‘ *)

ずっと前のこと、ウォーキングが好きで、JRのウォーキングやいろいろのウォーキングに参加していた。

ある時、ツレと二人で、健脚でなるウォーキングの会のイベントに参加した。
焼津だったか安倍川だったかから久能をとおり、ゴールはエスパルスドリームプラザ
40キロほどの行程だ。
平坦な道ばかりなので、特に問題はないと思った。
30キロくらいまでは特に問題はなかった。
ところが三保の松原の休息で、ツレとはぐれ、先に行くか、探すか迷い、探しているうちに、どんどん遅れていった。ツレとは会えたが。そこから先は、無理なペース配分となり、ゴールについたときは、ばてて階段に座り込みうごけなくなった。


その日は、ゴールしたら、エスパルスドリームプラザの寿司屋街でお寿司を食べようと楽しみにしていたがとてもそれどころじゃない。
固形物はのどを通らない。
とにかく一人で休んで体力を回復したかったので、ツレを一人で寿司屋に送り出し、私はその場でへたり込んでいた。

しばらくすると、ツレがかき氷のカップをもって戻ってきた。
大きなカップにかき氷をいれて、黄色いシロップをかけた氷レモン。
ツレはそれを置いて、寿司を食べに建物に戻っていた。
かき氷はうれしかった。
少しづつ口に含んでいった。
喉を通る時の冷たさが心地よい。
水分が体に染みわたっていくのがわかる。
あんなにおいしい氷は後にも先にもない。

氷を食べていくと、だんだん力が出てきた。
私は、普段冷たいものをたくさん食べると、お腹を壊すので、氷一人前は食べられない。
でもこの時は別。
氷がぐんぐん体を活性化させていく。
そこから動けるようになり、さすがにお寿司はあきらめて帰宅した。

 

 私の好きなかき氷は、今風のゴージャスなものじゃなく、普通のかき氷に、黄色いレモンや赤いイチゴシロップをかけたものだ。
炎天下、汗を流した後に、冷たい水分が体に染みていくような、そんなシンプルなかき氷がおいしいと思うのだ。