野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

お葬式費用、我が家の場合

 

 

葬式事情

最近はだんだん家族葬が多くなってきましたが、私の住む地方は、まだ以前の風習がのこっていて、内内だけで済ませるというのは少なかったです。
ところがコロナになり、人が集まるのがよろしくないということで、いっきに家族葬が増えているようです。
我が家も、母の葬儀を家族葬でおこないました。
高齢の親族がいると葬式費用が気になりますね。
私の経験をお伝えしようと思います。

葬式代について

葬儀まえの妹との会話
私 「こんな時期だから家族葬で内内でやるから」
妹 「コロナだしいいと思うよ。いくらくらいかかる?」
私 「見積もりでは、神主さんの謝礼入れても80万程度に収まるとおもうよ」
妹 「高い、家族葬なら14万くらいからあるみたいだよ」
私 「あのさ、通夜も告別式もしなかったらオカンばけてでてくるわ」


10万くらいから家族葬のCMでています。
でも、内容確認してくださいね。
たいがい、直葬、つまり通夜も告別式も含まれない値段ですから。


お葬式の流れとして
病院からの搬送→安置→納棺→通夜→告別式→火葬→収骨
があるわけです。

この流れの中で、省けるものを省いて値段を下げます。
一番お金がかかるのは通夜・告別式で、省けるものもそれです。


直葬を選んで、自宅に安置してもらったり、付き添い安置室のある所ならセレモニーホールに親しい人が集まって、お棺の前で個人をしのぶというのもいいものです。
ホール使用料は入っていないだろうから、ホール利用の場合は別途追加料金がかかるでしょう。
直葬を選んだ場合、足りないものがあると追加料金がかかりますから、何が必要で、何が足りないか、あらかじめ調べておくほうがいいかもしれません。

 

仏式や神式の葬儀をする場合は、一般の葬儀と比べて家族葬だからすごく安いということはありません。
葬儀に使用する部屋は小さくなりますし、祭壇は大きなホールより小さくていいので、安いものになるし、料理・返礼が減るのでその分は安くなります。
経験的にいうと、セレモニーホールにより、祭壇等、価格帯が違うので、一般葬か家族葬かより、どのセレモニーホールを選ぶかにより値段はかなり違います。
ある程度の年齢になったらいろいろなところを調べておいて、値段の比較をしておくといいです。

 

我が家の葬式費用

我が家の場合、母が亡くなる半年ほど前に、あるセレモニーホールの会員になりました。
その際、祭壇のことや葬儀にかかる費用のおおよそについては聞いてあります。
1万円出して母が会員になると、母の葬儀費用が10万円ディスカウントされます。
私が会員になって、私が葬儀を行うのではディスカウントはありません。

 

我が家は通夜・葬儀を含めて申し込みをしました。参列者は6名です。
小さなホールで、控室つき。
搬送から収骨までの祭壇・葬儀費用が58万ほど(38万からありましたが、グレードアップや司会追加をしました)
香典返しや法要接待費用が10万ほど。
そのほかに神主さんへのお礼や雑費があります。
総額で85万くらいですか。
もう少し節約しようと思えば、25万ほどは節約できたと思います。
しかし、最後のお別れだしと思って、少し豪華にしました。

 

この5年で2回葬儀をしました。
もう一回は一般葬です。
かかった費用の自己負担は今回のほうが多かったです。
葬儀費用は一般葬のほうが倍くらいかかりましたが、お布施以外の葬儀費用はほぼ香典で賄えました。
たぶん商売をしていてその関係の方や、地域の方がたくさん来てくださったからだと思います。

寺社に対するお礼に関しては、今回はセレモニーホールでお願いしましたが、その方が安かったです。