親の介護の時はテンパッていて、考えるゆとりはありませんでしたが、叔母の見守りをしていると、自分の老いたときのことを考えることがあります。
老いると、出来なくなることがたくさんあります。
できないことをできるように頑張った世代もありました。
そうして成長してきました。
年をとっても、その考えでいるのは無理だろうなと思います。
体が動かなくなるのだから、頑張ってむくわれず、力尽きるっていうのは、ちょっと…ね。
メンタル面でもよくなさそうです。
年をとって大事なのは、できることを探していく姿勢が大事になってくるんじゃないかと思います。
10年後には、自分で毎日の食事の支度ができなくならないまでも、辛くなるかもしれません。
そうした時に何ができるか。
周りを見ていても、そういう時は必ず来ます。
このまま何もなくても、80代が目安かな。
まだ10年以上あるとしても、年をとってからの10年なんてあっという間です。
できることをさがす姿勢と言っても一朝一夕にそうなれるわけではありません。
少しずつそういう考え方に慣れていくことも必要です。
一つひとつできないことは増えていくでしょう。
その度に嘆いて過去を懐かしむより、できることを見つけて、淡々と生きていく自分でありたいです。
そんなことを、ふと思いました。