野良の覚書

シニアおばちゃんの日常雑記 まだまだ元気

高齢者とインフレ、そしてインフレ対策

インフレが進んでいます。

私が年金生活者になった途端に長いデフレが終わったって・・・なんてブツブツつぶやく今日このごろです。
インフレは、適度ならば悪いことばかりではありません。

でも、若い人よりも高齢者はインフレのマイナスの影響を受けやすいのです。
インフレになれば給与は上がりますが、年金は微減しています。
現在大きく値上がりしている光熱水費や食糧費は、毎日家にいる高齢者の方が影響を受けやすいのです。

その結果、2021年までの10年間の年代別インフレ率というのを見てみると、以下の通りです。
20代 1.1%
30代 1.5%
40代 4.3%
50代 5.5%
60代 6.8%
70代 7.3%

高齢者は物価上昇の重みを負いやすいのです。

このままインフレが進んだらと一寸怖いような気持ちになります。
今のインフレがこのまま進むかどうかはわかりません。
でも、国全体としては年2%程度のインフレは望ましい所でしょう。
インフレ前提で対応を考えたほうがいいようです。


今後の長寿化とインフレの懸念から若い世代に資産形成の必要性を説くばかりでなく、高インフレの影響をうける年金生活者もインフレに強い資産を持つべきだという声が聞こえます。
資産運用の軸足を貯蓄から投資に移すことの必要性が言われています。

そうはいわれてもねぇ。
リスキーじゃないですか。
株も外貨も変化するから、マイナスにだってなります。
若い時は、株や外貨の投資をして値下がりしても、働いて収入を得てリカバーしたり、売却せず長期保有で戻るのを待ったりできましたが、今は無理です。
どうしたって慎重になります。


高齢者の資産運用は上限を10%程度にとどめ、値下がりしても売らずに保有するというようなめどはあるようです。
そうしてリスクを考えながらやっていけばいいのでしょう。


金・プラチナ投資というものも残されていますが、今どちらもすごく高いです。
今後も上がる可能性はありますが、今が頂点かもしれない。
今が買い時とは思えません。

結局どうしたらいいかわかりません。
若い時から資産形成をしながら運用を考えていくことをしていればよかったなと思います。
それならこういう時の動き方もわかるかもしれません。
資産形成とか資産運用とかお金についてはあまり考えていなかったことを反省です。


理解できないのにバタバタ動くのも得策とは思えません。
私のインフレ対策は、お金の使い方を考えて有効に節約生活をしていくくらいですかね。